SSブログ

感想:ドラマ「不毛地帯」第13話 喰うか喰われるか*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビのドラマ「不毛地帯」の感想です。
今回は第13話「喰うか喰われるか」です。

不毛地帯 DVD-BOXII(第十一話~最終話)[ディレクターズカット版]

不毛地帯 DVD-BOXII(第十一話~最終話)[ディレクターズカット版]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第12話「裏切りの極秘調査」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品


────

今回から、壱岐正の髪の毛に
ちょっとだけ白髪が交じりました。
壱岐正がシベリア抑留から帰ってきた時には
まだ幼かった娘が嫁ぎ、
今や一児の母なんですから
それなりに時間が経過していて当然なのですが、
なんだか感慨深かったです。
そして、最後のナレーションにも……。
これが最後の仕事かぁ。



フォークが千代田自動車との交渉を打ち切ると
明確になった後、
「フォークとの交渉は決裂し、
里井の胸には亀裂が走った」
とのナレーションが流れました。
凄い文句(言葉)ですよね、これ。
しかも、里井副社長が千代田自動車の幹部から
「君は私たちを騙していたのか」と責められた後、
部屋から出ようとして歩き出したので
私、「うわww この局面で自分だけ逃げるかww」と思ったら
彼がいきなり倒れてしまったので、ビビりました。



さて今回から、壱岐正が日本に帰り、
近畿商事の専務となりました。
一応、野心のない壱岐正ですが、
彼の昇進に伴って、周辺があれこれとざわめいているのが
とても面白かったです。
まずは、これまで副社長派だった角田ww
掌を返したように壱岐正に刷り寄ってきましたね。
さすが腰巾着ww
あの出迎えのシーンでは、
壱岐正が角田に向けた不審そうな視線も含めて
おかしくてたまりませんでした。
でも、里井副社長の下で働いていた時の
角田の仕事振りを思い返してみると、
とりあえず彼は無能ではない
(言われた事はきちんとできる)ので
やり方によっては使える人なのかもしれません。

そして、壱岐正がロシアのスパイではないかという噂。
あれ……副社長派を含めた
壱岐正にやっかみを抱いている人々の仕業ですよね。
あんなに分かりやすくて良いのでしょうか。
そして、壱岐正が未だに同志を大事にしていて、
(シベリア抑留で一緒だった人々)
彼らからも頼られているのが、なんかせつなかったです。
壱岐正は、自身の才覚もあったので成功していますが、
普通の生活ですら送るのが大変な人は少なくないんだなと
改めて分かりました。
壱岐正が驕らないのも良いですね……。



ここまで壱岐正の仕事面が面白いと、
彼の私事──秋津千里さんとの恋愛シーンが
余計だと思ってしまいます。
これもそれなりに面白いと思えるのですが、
それ以上に、仕事のお話が面白過ぎるww

秋津千里さんも……
壱岐正が妻を忘れられない事ぐらい分かっているでしょうに、
それを引っ括めて彼を好きになったのではないかと
今回の放送では言いたくなりました。
勿論、私も千里さんの辛い気持ちが分かりますし、
充分に大人な言動をしている彼女を評価していますが、
今回はちょっとウザったく思えました。



なんか、毎回、里井副社長が死にそうなので、
生きている彼を次回予告で見られると、ホッとしますww
とりあえず次回も生きているようで
(しかも角田に詰め寄っていた?)
放送を見るのがとても楽しみです。







────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村


続きの感想も書きました。
第14話「百億の賭け」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-01-28 23:16  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。