感想:ドラマ「相棒 Season8」第11話 願い*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
テレビドラマ「相棒 Season8」の感想です。
今回は第11話「願い」です。
下記にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第10話「元旦SP:特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた幻の茶器の謎…」】
各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品】
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このシーズン8は、
私にはあまり面白いとは思えない作品が続いていますが、
今回は珍しく(すみません)面白かったです。
最初の事件導入から最後の種明かしまで、ずっと楽しめました。
話がちょっと急展開だなぁと思う部分もありましたが、
逆に、テンポが良かったとも言えると思います。
16年前の事件の被害者の女友達が、今になって誘拐された時、
私にはその意味が分からなかった
(彼女が誘拐される理由が分からなかった)事から、
逆にそれが手がかりになって、
「これって狂言誘拐じゃね?」と気付く事ができました。
そして、この事件がもし狂言誘拐だとすると、
共犯者の存在が絶対となるので、
16年前の事件で、同様に心の痛みを受けた人は誰か……と思った際に、
亡くなった画家の息子の件をすぐに思い出せたので、
この二人が、16年前の真犯人である香坂を陥れる為に
手を組んであろう事も、すぐに思い付きました。
なので、後半は、答え合わせを楽しむ感じで視聴しました。
会計事務所を引き継いだ涼子さんが
電話での脅しに屈したらしかったのが不自然でしたので、
その理由も最後に明かされたのは良かったですが、
ミスリードの材料として使うには
ちょっと乱暴かなぁとも思いました。
16年前に誘拐され、そのまま失踪中である友人を見つける為に、
自ら犯罪を犯してその願いを叶えたというのは、
気持ちは分かりますが、胸が痛いですね。
でも、こういう──真相が判明しても決して大団円を迎えず、
やりきれない気持ちになるのが
“相棒”というドラマの特徴だと、私は思うので、
「あぁ、いつもの(私が好きな)相棒が戻ってきた」という気持ちを
持ちました。
犯人が途中から分かっても、ぶっちゃけ、
前回のお正月スペシャルより今回の方が格段に面白かったです。
やっぱり、相棒は1時間の通常番組の方が、
変な間延びがなく、さくさく進んで面白いですよね。
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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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続きの感想も書きました。
【第12話「SPY」】
宜しければ合わせてどうぞ。
2010-01-14 19:10
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