さくらもちモチ

感想：ドラマ「リアル・クローズ」第11話（最終回）クリスマスの奇跡！服の魔法と涙*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

フジテレビのドラマ「リアル・クローズ」の感想です。
今回は第11話「クリスマスの奇跡！服の魔法と涙」です。
最終回です！
私は原作の漫画を読んでいます。
下記にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第10話「崩壊の危機と裏切り最後のバトル」】

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2009年秋冬 放送開始作品】


────

最終回でした。
こちらは原作が未完（現在も連載中）の作品ですが、
きれいにまとめられていたと思います。
原作通りに、主人公・絹恵の心の拠り所だった美姫様が
越前屋を離れたのも良かったです。
美姫様と田淵が絹恵から一旦離れる
→二人の手を借りずに絹恵が頑張る
→絹恵ではどうにもならなかった点を二人が補佐する
→二人が本当に絹恵から離れる
……という流れも、
順当すぎるものでしたが、
裏を返せば、分かりやすいお話でしたし
頑張る絹恵の良いところも悪いところもちゃんと出ていたので
良かったと思います。

ただ、美姫様と絹恵だけで行なった
最後の二人の会話は
要らないかなぁと思いました。
あそこは、美姫様が売場でビシッと言ったシーンで終えた方が
お話が締まったと思います。
二人が相手についてそれぞれ語ったり、
絹恵と美姫様が同じ言葉を同時に発するようにさせたり、
何もなくなった（裸のボディが置かれている）ペシェ・ミニョンで
最後の晩餐よろしく二人がシャンパンを飲んだりするのが
大事だとは思いますが、
だらだらしているなぁと感じられました。

最後に、食品売場から引き抜いてきた店員が、
物凄くダサダサで、
まるで過去の絹恵のよう……という展開は、
主人公が成長するお話としてはありがちですが
絹恵がチーフになったと分かる事も含めて、
この先を想像させる終わり方にちゃんとなっていたので、
良かったです。
また、原作ではどうなるかが分からない田淵との関係において、
ドラマでも恋愛面が強調されなくてホッとしました。
二人は、働く国も店も違ってしまうけれど、
同じ店で頑張った事がある仲間として心が繋がっているのが
よく分かりましたし。
最後、こいつらホモなんじゃね？的な感じで
また田淵と蜂矢さんが一緒に行動しているのも良かったです。
ニコリンは……「まぁ頑張れw」と思いました。



第二回目までは本当につまらなかったので、
どうなる事かと思ったこちらのドラマですが、
全体的に見ても、やはりちゃんとまとまっていました。
ただ、振り返ってみると、
スペシャル版のドラマが面白くなく、
今回の連ドラでも同じようにつまらなかったので、
あの部分だけでは駄目だったんだと改めて感じました。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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