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感想:NHK土曜ドラマ「外事警察」第6話(最終回)その男に騙されるな*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

NHK土曜ドラマ「外事警察」の感想です。
今回は第6話(最終回)「その男に騙されるな」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。
原案の麻生幾さんの小説は、読んだ事がありません。


前回の感想はこちら。
第5話「突入」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品


────

さ、最後の約二十分間の放送の内容が、
あまりにも怒濤過ぎて
……愕然としてしまいました。

いやぁ、これまでの住本の行動を思えば、
彼が刺されるのは予想できる展開でしたので、
これについてはさほど驚かなかったのですが、
それまでの凄い展開のトドメとして、
彼がナイフで刺されたので、
まとめてびっくりしています。
いやぁ、凄い凄い!



爆発事故の顛末を住本が報告していたので、
もし他に証言者がいなければ
彼は捏造し放題だなぁと思っていたところに、
松沢さんの最後の脅しがあったので、
「キター!」と思いました。
松沢さんは、本当、
超えちゃいけない壁の向こう側に
行っちゃったんですね。
そして、もう戻れないんだなぁ。
これが全然幸せな事でないのが
哀れでたまりません。

松沢さんの先輩・五十嵐さんについては、
彼女自身も「分からない」と言っていたように、
なんでCIAに落ちたのかは分かりませんでしたが、
改心の理由も分からなかったです。
もっと、「ここ!」という
分かりやすい改心シーンがあっても良かったなぁと思いました。
五十嵐さんが松沢さんに捕まった時点が
そうだったのかもしれませんが、
その辺が曖昧だったせいで、
彼女の最期のシーンが浮いていた気がします。
見ていて、全然悲しくなかったですし、
彼女を哀れとも思えませんでしたし。



スペード社の自作自演と、
テロリスト“フィッシュ”の存在については、
最後まで二転三転していたので、大変面白かったです。
そして、そのテロリストが実在していようがいまいが、
“いた”“いなかった”という事実を
上の人間は一瞬で作れちゃうんですね。
有賀警備局長や村松官房長官が見せた駆け引きは
見ていてドキドキしました。
皆、策士だなぁ。

それとは別に、見ていて痛々しかったのが
松沢さんの同僚刑事の久保田です。
風俗嬢にガサ入れの情報を流してしまった刑事。
前回、久保田が
ニケの奥さんを住本の前に連れてきた事もそうですが、
彼は一見、正義漢溢れる熱血刑事のようにも思えますけれど、
本当は、住本を糾弾する為に
彼女をいいように使っているだけなんですよね。
つまり、久保田に住本を非難する事はできないわけで。
住本と久保田は直接関わりがないのに、
間に一人(松沢さん)を挿んだだけで、
こんなにも影響を受けるんだなぁと思いました。



ところで。
今回は住本が刺されただけで、生死不明である事といい
(あれなら、迅速な止血処理を適確にしてもらえれば、
まず死なないはず)
住本の奥さんがミョーな顔をしていた事といい、
続編への布石はバッチリでしたね。
面白かったので、是非、
続きを作ってほしいなと願っています。

そうそう、年明け1月10日に総集編が流れるそうなので、
見逃した方は是非そちらをご覧下さい。
全六話を一気に見ると、本当に疲れそうですが
面白いのでお勧めです。





────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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2009-12-20 08:22  nice!(0)  コメント(0) 
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