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感想:アニメ「バッカーノ!」第12話 フィーロとガンドール三兄弟は凶弾に倒れる*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「バッカーノ!」の感想です。
DVDで視聴しています。
今回は第12話「フィーロとガンドール三兄弟は凶弾に倒れる」です。

バッカーノ! 7 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD

原作の小説は未読です。
以下の記述にはネタバレがあります。


前回の感想はこちら。
第11話「シャーネ・ラフォレットは二人の怪人を前に沈黙する」

各話の感想記事は、他作品と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
アニメ感想一覧:DVD


────

Aパートの冒頭で、新聞社の社長が、
謎の作業服の女だったレイチェルからの報告を
受けていました。
最初に1932年とあったので、
もしかして、兄ダラスを探す妹イブの話は
この一連の事件の中では一番後なんでしょうか。
アイザックとミリアに金品を盗まれた話は
明らかに過去(二人が列車に乗る前)なので、
それだけお話が古いとか?

最後まで見終わったら、簡単な年表を作りたいなぁ。
誰をメインとするかで変わるでしょうが、
全てに絡むアイザックとミリアを主軸にして作れば
お話の流れがよく分かるような気がします。



それにしても、この回は“神回”ですね!
特にBパート。
もう何がなんだか……目まぐるしいけれど、とても面白いです。
ジャグジーの格好良さに惚れそうになると共に、
快楽殺人者であるラッドが
ルーアを助けようとしたエピソードで、
彼が意外と粋な奴だと分かったのも
大変良かったです。
ルーアの首にロープが掛けられた瞬間は
もうどうなるのかと思って
(彼女は助かるだろうと分かっていても)
物凄く緊張しました。
ラッドは嫌いだけれど
この部分だけは格好良かったと思います。
ここで列車を降りちゃう二人が、多分、
初回で警察に保護された状況に繋がるんですよね。

ロープを解けるようにしていたクレアも、良かったなぁ。
あの行動は、凶悪な殺人者ながら
自分なりの信条を元にして行動している彼ならではだと
思いました。
アイザック&ミリア&チェスを落とさない為に
必死に頑張っていたレイチェルを
クレアがギリギリで助けたシーンも
物凄く格好良かったです。
助ける理由が「お客様だからな」の台詞も素敵です。



チェスは、すっかり疑心暗鬼になっているようで。
船上にいた時に、チェスが一緒にいたのが、
あの拷問屋のフェルメートなんですよね……。
「喰われる前に喰うしかないのだ」との考えは、
まさに不死者のそれですが、
それに振り回されている点が哀れでなりません。
そして、不死者はやはりアイザックとミリアなんですね。
一体いつ二人は不死者になったんでしょう。
箱を開けた際のセラードの台詞によって
あの問題の酒がいつの間にかなくなっている事は
明らかでしたが、
二人があれを口にしたシーンはなかったですよね。

そして、
アイザックとミリアには不死者たる自覚がないはずなので、
不死者同士の決まりごとも知らず、
(偽名が使えない/知識を与えられる/喰う/喰われる)
チェスに対して何もしないと思うので、
「こういう不死者もいるんだ」という事を
チェスが学んでくれればいいなぁと思います。
いつ喰われるかという恐怖に怯えるのは仕方がないですが、
チェスの場合、上記にも書きましたように、
頭にその事ばかりあるので
気持ちを少し変えた方が良いと思います。

アイザックとミリアは……
フライング・プッシーフット号でも
はちゃめちゃなアクションを見せてくれてますが、
過去での車の運転がおかしかったです。
というか、どういう状況で
セラードは二人の車の前に出てきたんですか??
恐ろしい偶然ww
でも笑えるww
セラードとぶつかっただけでなく、
車をバックさせてダラスを轢きそうになるなんてww



エニスはこのままだと
セラードに対して本当に反旗を振りそうですが
そうすると、彼女の存在そのものが危うくなりますよね。
エニスが無事なまま
マイザーさんにセラードをどうにかしてほしいけれど、
難しいのかなぁ。

次のお話も楽しみです。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第13話(最終話)「不死者もそうでない者もひとしなみに人生を謳歌する」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-14 19:02  nice!(1)  コメント(0) 
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