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感想:ドラマ「29歳のクリスマス*再放送」第8話 幸福はすぐ壊れる*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

現在(2009年冬)フジテレビで再放送中の
ドラマ「29歳のクリスマス」の感想です。
今回は第8話「幸福はすぐ壊れる」です。

私は、本放送時は全く見ていませんでしたが
昨年(2008年)に放送された再放送は
飛び飛びで見ていました。
なので、あらすじ程度にはお話の筋を理解しています。


前回の感想はこちら。
第7話「悲劇のヒロイン」

各話の感想記事のURLは、他作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴


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新谷に別れをきっぱりと言われた後、
急に未練たらたらになった香奈が見ていられません。
お話の展開からいって、
ホテルの部屋で別れた際に
香奈が流した涙は本物だったでしょうし、
彼女は自分の感情を持て余した結果
あの一軒家に押しかけちゃったんだと思います。
それでも、私は香奈に対して
「今さらどの面下げて」と文句を言っちゃうなぁ。
香奈の一連の行動は
彼女の中で、新谷の存在が徐々に大きくなっていったからだとは
私にも分かりますが、
だからといって、手の平を返した言動をした彼女に対して
私は好意を持つ事はできません。

でも、新谷が仙台に行ったのは“逃げる”のが理由ですから、
香奈を手に入れれば、彼が逃げる必要はなくなるので
これは彼にとっては良いのかもしれませんが。
何より、新谷は未だに香奈が大好きなんですし。



さて、典子について。
典子が木佐と九州に行っている時に、
長堀さんから連絡があった件について、
彩が新谷に電話をかけるように煩く頼んだのは
本当に余計な事だったと思います。
私は、彩が、
自分が不幸せだから幸福な典子にちょっかいを出す
……事をするような
心の狭い女だとは、思ってないです。
実際、彩は、
典子が長堀さんの事を未だに吹っ切れてないのを
知っているからこそ、お節介なのを承知の上で
新谷に電話させたんだと思います。
でも、彼女が本気で典子の今後を心配したなら
あそこで連絡させたのは間違いですよね。

その後、香奈が訪ねてくるまで、
二人はカルピスウォーター(懐かしい)の缶を片手に
喧嘩をしますが
あれはもう不毛状態だと思いました。
どっちも精神状態が不安定だから
苛立つ感情を相手にぶつけるしかなくて、
どうしようもなくなっていました。



そして、長堀さんから連絡を貰った典子が
横浜ガーデンホテルを訪ねた件ですが
最後は「生きててほしいの」と泣くだけじゃなく、
彼に向かって、
警察に自首をしてまっとうに生きていく事を
強く勧めてほしかったです。
勿論、その前に
長堀さんが拳銃による自殺を図るのではないかという
懸念があったからこそ、
典子の「生きててほしい」との台詞があるのでしょうが、
私には、長堀さんが自殺するような人には思えなかったので
(そもそも、警察に捕まりそうになって自首する人なら
企業に対する脅迫なんかしないと思います)
それよりも、人として正しく在ってほしい旨を
強く要望してほしかったです。



彩は……
「最後まで浅葉に愛される女でいたい」
「イイ子になっちゃうから」と言って、
浅葉への別れの言葉を代理の典子に言わせましたが、
別れをちゃんと自分で経験しないから
浅葉への気持ちをずるずると引き摺っちゃうんだと思いました。
自分の心の整理をつけたいなら、
嫌な事も進んでしないと駄目ですよね。



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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第9話「素直になりたい」

宜しければ合わせてどうぞ。


2009-12-08 15:53  nice!(0)  コメント(0) 
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