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感想:NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2回 青雲*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の感想です。
今回は第2回「青雲」です。

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私は司馬遼太郎先生の原作を読んでいません。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第1回「少年の国」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品


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正岡子規は
日本で野球を広めた第一人者なんですよね。
私は高校野球が大好きなのですが、
恥ずかしながら、
この事実を知ったのは、ごくごく最近です。
彼が作った野球用語が
今でも普通に使われていると思うと、
とても不思議になります。
しかも、本当かどうかは分かりませんが、
この作品での子規が
英語を大の苦手としているのが面白かったです。



今回は、秋山兄弟の弟・真之の青春がメインに
描かれました。
念願の東京予備門での生活で、
勉強で苦労させられたり、皆で馬鹿をやったり、
自分の未来が見えなくて悩んだり……と、
放送されたのは、よくある若者の姿でした。
こういうところは、今も昔もあまり変わらないですね。
些細な事でも光り輝いていて、
見ていて「なんて楽しそうなんだろう」と羨ましくなりました。

ただ、居心地の良い学生生活を捨てて、
大事な友との約束も破って、
兄と同じ軍人への道を歩き出したのは意外でした。
たとえば、日本が戦時下にあって
国を守りたいとの意志が急激に高まった際にこうなるのは
決して珍しくないのですが、
秋山真之の場合は違うじゃないですか。

置き手紙を読んだ時の子規も淋しそうだったなぁ。
「気張れ!」と、既に去ってしまった真之を励ます台詞も、
しとしとと降る雨も、良かったです。

でも、真之が海軍兵学校に入ってからの生活も、
実際にやると大変なんでしょうが
なんだかとても楽しそうに思えてしまいました。
ナレーションにもありましたが、
築地にあるそこだけが外国だったというのが面白いです。
前知識もなく初めてライスカレーを食べた人は
一体どんなふうに思ったんでしょうか……。
あの当時、辛いものって普通に食卓に上っていたのかな。



兄の秋山好古は
阿部寛さんが演じてらっしゃるだけあって
格好良いのですが、
家にいると、阿部さんの年相応にオッサン臭いのに、
いざ陸軍大学校で生徒の皆に混じると
何故かもっと年若く見えるのが不思議でした。
制服の威力でしょうか。

今回も、質素第一としているところが良かったなぁ。
鯛の差し入れを貰ったくだりは、
プライドを第一にして本当に突き返すのかと思いきや、
それを食べたがっている弟や子規の気持ちを考えたのか、
それとも、そこまでしなくても良いと考え直したかで、
結局、有難く頂いたのが良かったです。
また、一番の年長者である自分からではなく、
真之と子規に、先に鯛に箸を付けさせるくだりも、
彼が二人をかわいがっている様を表わしているようで、
大変良かったと思います。
(尤も好古は、飯を食うより酒を楽しむ方を
第一としていたからかもしれませんが)



(12/12)追記
裏番組を視聴したせいで見られなかった最後の三十分を
土曜日の再放送にて視聴しましたので、
感想を追記として書きます。


こちらの作品は、秋山兄弟の生涯のうち、
とある一部分だけが切り取られたのでなく、
人生全体をダイジェストとして作られているので、
数分後には何ヶ月後、何年後となっていても
全くおかしくないのですが、
私が見ていなかったこの三十分間で
秋山兄弟+律の境遇ががらっと変わっていたので
びっくりしました。
特に、秋山兄である好古と、子規の妹の律です。

好古については
あのままエリート街道まっしぐらかと思いきや
いきなり陸軍の主流から外れていたので
本当にびっくりしました。
でも、彼がフランスでの経験で得た事は
物凄く大きかったんですね。
フランス式騎兵術など
日本にいたままでは、絶対に覚えられなかったでしょうから、
災い転じて福となすというか、
自分で福を作っちゃったというか、
帰国を早められた事も含めて凄いなぁと
感心しきりでした。

好古については、私はこれまで全然知らなかったのですが、
“日本騎兵の父”として有名な方なんですね。
こちらのドラマですっかりファンになったので、
彼が出る度に嬉しくなります。



そして、律。
まさか、こんな早くに離縁していたなんて。
律の話を聞いていたら、
これじゃ離婚した方が律にとっては良かったと思いましたが、
当時は、皆、女性なら
ああいう苦労は強いられていたんだろうなと思いました。

さっきまで真之が来ていたと母親から聞かされて、
当初は、平穏を保っていたのに、
そのうち、いてもたってもいられなくなって走り出したのが
かわいかったです。
この時もまだ、律は真之を好きだったんですね。





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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの感想も書きました。
第3回「国家鳴動」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-12-12 16:07  nice!(0)  コメント(0) 
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