さくらもちモチ

感想：ドラマ「傍聴マニア09〜裁判長！ここは懲役4年でどうすか〜」第7話 運命を変えた衝撃の裁判*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ
「傍聴マニア09〜裁判長！ここは懲役4年でどうすか〜」の感想です。
今回は第7話「運命を変えた衝撃の裁判」です。

私は原作の漫画を読んでいません。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第6話「黙秘する殺人犯は同級生」】

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2009年秋冬 放送開始作品】


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面白かったです。
ここ最近、
「つまらなくはないけれど、面白くもない」と思う話が
続いていたので
それを思えば大幅アップ……なのですが、
今回は裁判がメインでなく、
検事を目指して勉強中だという
美和ちゃんの過去＆志望動機が明かされるのが主だったので、
「ん？」と首をひねってしまいました。

というのも、今回は
冒頭（お話の導入部）の裁判の焦点が
被告人の殺意の有無だったので、
実を言えば、私はとても期待していたんですよ。
だって、殺意の有無は
被告人の気持ちを証明する事なので
具体的な証拠がないと難しいんですよね。
なので、消されてしまった一通の受信メールの存在と、
秘かに転送されていた事で明らかになった
そのメールにおける「殺す」との文字の存在で、
それが呆気無く証明されてしまった事に
私は拍子抜けしてしまったんです。
でも、あの程度の文章だと、
言葉に敏感でない人は、
簡単に「殺す」と言う事も珍しくないので
果たしてあれが決定打になるかと言えば
そうでもないような気がしました。

尤も、今回の“殺意の有無”というテーマについては、
美和ちゃんが検事を目指すようになった事件でも問題になり、
星川検事（地裁のクールビューティー）が
被告人のナイフの持ち方によってそれを証明していたので、
この部分が締めになっていたと思います。

なので、最初の裁判は無しにして、
今回は美和ちゃんが初めて傍聴した裁判のみ
作中で取り上げられたのなら良かったのにと思いました。
あの、ナイフの持ち方で殺意を証明したシーンは
迫力がありましたので。



美和ちゃんが、北君を誘って埼玉まで行ったのに、
裁判員裁判の傍聴の抽選に漏れたからといって
一人でふて腐れて裁判所を後にするのは
検察官云々でなく、人としてどうかと思いました。
美和ちゃんの顔は、
アッキーナが演じているだけあってかわいいですけれど、
彼女の言動はそれほど魅力的でないですよね？？
かなり自己中なところもありますし。
（逆にそこがいいのでしょうか）

でも、今回の最後で、
北君から「美和ちゃんなら絶対に（検事に）なれる」と
励まされた事で、
彼に対する彼女の意識も少しは変わったのかなぁと思いました。



あ、そうそう！
放送の最後（新しい公判の開廷前の時間）で
美和ちゃんが星川検事から目だけで挨拶をされたシーンも
大変良かったです。
普段はきつい言動の多い星川検事ですが、
美和ちゃんが検事を目指した理由が自分だと分かったら、
きっと素敵な笑顔を浮かべてくれるんだろうなと
想像しました。

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感想は以上です。

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続きの感想も書きました。
【第8話「法廷中が涙した究極の愛」】

宜しければ、合わせてどうぞ。