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感想:木曜ドラマ「交渉人2 〜THE NEGOTIATOR〜」第7話 警視庁特捜の女帝、狙撃される*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

木曜ドラマ「交渉人2 〜THE NEGOTIATOR〜」の感想です。
今回は第7話「警視庁特捜の女帝、狙撃される」です。
私は第1シリーズを見ていません。
以下の記述には、ネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第6話「老人ホーム猟銃立てこもり事件」

各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2009年秋冬 放送開始作品


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最後、壇上に上がった高林が撃たれるまでは、
これといって盛り上がらないドラマでした。



“交渉人”とのタイトルを持つのに
主人公の宇佐木玲子が犯人と交渉しない点については、
これまでの回の感想記事でも散々書いてきましたので
今回は省きます。

で、今回は、この第2シーズンの冒頭から
制作側がずっと引っ張ってきている
“サマークロース事件”の続きでした。
(贈り物を装って無差別に拳銃をばらまき、
人々の悪意を煽った事件)
シーズンの主軸を担うお話の続き、しかも、
警察内部の人間(警視正の自作自演)の仕業ではないかという事で
宇佐木玲子が警視正の弓坂に向かって
任意での事情聴取を求めるエピソードが入れられていました。
現実ではまずあり得ない話で、
作中でも、一人で突っ走ろうとした宇佐木玲子に対して
仲間の皆が唖然とし、忠告もしましたが、
お話が全く盛り上がっていませんでした。
普通のドラマでしたら
ここが山場といっても良いエピソードなのに
そうした興奮とは無縁のような出来だと思えました。

この原因は、やはり、緊張感の欠如にあると思います。
作品を見ていても、
「この先どうなるんだろう」というドキドキ感がありません。
弓坂が犯人もしくは重要参考人であるか否かについては、
宇佐木玲子が弓坂と直に話した感触によって
彼女に判断されただけです。
何らかの明確な物証をもって
弓坂の無実が明らかになったわけではありません。
なので、弓坂が嘘を吐いているか否か
(宇佐木玲子が騙されているか)に
焦点を当てれば、
弓坂役の浅野ゆう子さんが熱演されていたのもあり、
「本当はどうなの?」という点で
視聴者の興味を引っぱれたと思います。
しかし、それと前後して、
頭がイッてしまったらしい高林の描写が入れられて
彼が犯人ではないか
(サマークロースの代行をしているのでは?)と
ミエミエの描写を見せられたので、
私は「なんだ、こいつか……」と急に気分が冷めました。

こうなった事で、最後、
高林が撃たれた事は衝撃的になりましたが、
結果的にそこまでの話がとてもつまらなくなったのは残念です。
また、宇佐木玲子以外のいつものメンバーが、
再びお留守番しているだけになっているのも
面白くなかったです。



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感想は以上です。

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続きの感想も書きました。
第8話「最終任務〜バスジャック発生!!」


2009-12-03 22:13  nice!(0)  コメント(0) 
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