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感想「小公女セイラ」第7話 誰も盗めない宝物*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

TBSのドラマ「小公女セイラ」の感想です。
今回は、第7話「誰も盗めない宝物」です。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の第6話「小悪魔系天使あらわる!」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-21-2


各話の感想記事のURLは
他作品と合わせてこちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/drama200910



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ネタドラマとしては、面白かったです。

冒頭の、ミレニウス女学院を出たセイラが
パン屋さんの優しさに触れたり、
自分よりもっとひもじい思いをしている子供の兄妹二人に
貰ったばかりのパンを渡したりしたエピソードは
確か原作にもあったと思いますが、
無理に原作のエピソードをドラマに入れなくても良いのにと
思いました。
でも、セイラがダイアモンドプリンセスとして復活した後、
彼女があのパン屋さんにお礼をする展開になると思うので、
これは早く見たいなと思いました。
きっと爽快感がありますよね。



カイトの自称婚約者で、幼馴染みだった
ゆかりとのバトルは……
学院のセットが壊れそうなほど、掃除に励んでみたり、
今どき珍しいくらいにわざとらしい意地悪があったりしたのは
(特に朝食のスープの件。
「いくら何でも早過ぎ」とのツッコミは、私もしていたので
生徒の口からも同じ台詞が放たれた事が
とてもおかしかったです)
面白かったのですが
今回みたいなキャラクターの描き方は、あまり好きではないです。

というのも今回は、
ゆかりがとにかく腹黒くてワガママなんですよね。
これまでセイラを苛めてきた真里亜も
以前の回で、ゆかりと同じような事をしてきたわけですが、
今回はゆかりを悪く描き、
真里亜や学院長を比較的まともに描く事で、
後者の二人を持ち上げています。
特に、教室に呼び出されたゆかりが
真里亜達に厳しく注意をされたのにもかかわらず、
ふてぶてしく悪態を吐いたシーンでは、
真里亜の言う事の方が正しいので、
視聴者は彼女に対して
「なんだ、割と良いところもあるんじゃないか」と
思うわけです。
学院長にしても同様です。
無くなったブローチについて過度に騒ぎ立てる事はなく、
「もういい」と言って、大人らしい言動を取りましたが、
見つかった時にはしみじみと喜んでいました。
このように、
普段の回では悪く描いている二人より
今回はゆかりを更に悪く描く事で、
前者の二人のイメージを上げていたわけですが……
これではゆかりが可哀相だと思いました。
私もゆかりが嫌いでしたので
彼女がセイラに引っ叩かれたシーンでは
スッとしましたが、
上記の通り、エピソードの数々で
彼女はスタッフに軽んじられたキャラクターだと
強く感じられたので、
この点で哀れだと思いました。



今回は、セイラがゆかりとの会話を経て、
恋愛について考えてみるようになっていました。
この先、これが進展するんでしょうか。
個人的には、恋愛描写が強くなると、
悲惨だった前々回のラブコメのようになると思うので、
このままがいいなぁと思っています。
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続きの感想も書きました。
第8話「魔法のようなプレゼント」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-11-29 09:38  nice!(0)  コメント(0) 
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