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感想@アニメ「グイン・サーガ」第6話:セム族の集結*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「グイン・サーガ」の感想です。
今回は第6話「セム族の集結」です。
ネタバレがあります。
原作の小説の愛読者です。


前回の第5話「宿命の出会い」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-12-5

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02-2


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グインとイシュトヴァーンが岩影からそっと見た
モンゴールの大軍は、凄かったですね。
これからセムは、このモンゴールと戦うわけですが、
圧倒的に不利な状況にあるのがよく分かりました。
どうやってもモンゴール軍に勝てっこないと、ここで思えた分、
これからの展開で爽快感が味わえるのかなぁと期待しました。

そして、最後にリンダがレムスに対して語っていたように、
グインの王者としての貫禄はさすがでした。
原作の小説では、レムスはパロの聖王になり、
イシュトヴァーンもアムネリスのお陰でモンゴールの国を貰うわけですが、
二人とも、グインに比べると貫禄に欠ける上に
結果的に国に酷い災厄を齎したのを思うと
王者としての器に欠ける人間が王位を手に入れても
国は不幸になるだけだと思いました。
(尤も、レムスの場合は
口煩いリンダの支配から逃れて
霊に憑かれる事がなかったら
大丈夫だったかもしれませんが)



グインが伸び伸びとしているのが
今回の特徴だとも思いました。
セムとモンゴールの戦いが終わった後、
グインはパロの双生児を送り届ける為に
人の世界に行くわけですが
その時にグインが感じていた窮屈さを思い返すと、
やはりグインにとってはノスフェラスが
母なる大地なんだろうなと、実感しました。



そのセム族の集落に行く前に、
イシュトヴァーンがアストリアスと戦いますが、
この時、途中から助けに入ったグインは名乗っていても、
イシュトはやはり名乗らなかったんですね。
ここでイシュトの面がモンゴール軍に割れてなかった事が、
この先の回で描かれるであろう彼のスパイ行為に繋がり、
果ては、彼がモンゴール軍でのし上がっていって
アムネリスの夫という立場で国を掴んでからも
これが悪夢の原因となって彼が散々悩まされるので、面白いです。

アストリアスも……
格好良いのはここら辺までですからね。
彼の今後を思うと、本当、哀れでなりませんが
ちゃんと見届けようと思っています。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


続きの第7話「ノスフェラスの戦い」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-17

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2009-11-12 15:37  nice!(0)  コメント(0) 
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