さくらもちモチ

感想：ドラマ「ライアーゲーム シーズン2」第1話「壮絶な騙し合い、ゲーム再開」*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

本日11/10から始まった
フジテレビのドラマ「ライアーゲーム シーズン2」の感想です。
今回は第1話「壮絶な騙し合い、ゲーム再開」です。

私は原作の漫画を読んでいません。
シーズン1のドラマは総集編を見ています。
以下の記述にはネタバレがあります。


各回の感想は、他作品と共に
こちらの一覧ページでまとめる予定です。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/drama200910



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今日は初回十五分延長という事で
いつもの回よりも放送時間がちょっと長めだったのですが、
キノコのゲームで2週に渡ってしまうのはまずいと思います。

まず、最初の導入部分が弱かったです。
主人公である直がライアーゲームに参加しないと
お話が進まない以上、
無理にでもそういう展開にしなければならないのですが、
他のプレイヤーを見捨てないという理由で再びの参加を決めるのは
ちょっと間抜けすぎると思います。
それだけ直がお人好しで、優しくて
他人の嘘に騙されやすいという事なんでしょうが
ここで主人公に共感できない
（寧ろ、ちょっと小馬鹿にしてしまう）のは
宜しくない気がします。

また、同様に参加を決めた秋山にしても同じです。
秋山の場合は
虎穴に入って真相を探るという大義名分があるわけですが
それをもっとギラギラとした演技で
見せてほしかったなと思いました。
この理由は
常に淡々とした秋山が感情をむき出しにする唯一の部分だと
思うので……。



さて、今回は
“24連装ロシアンルーレット”のゲームが行なわれました。
ゲームが始まってからは面白かったので、余計に
今回は途中で終わってしまった事が残念でした。
冒頭にあったシーズン１の回想はともかく、
最初のゲームが行なわれるまで
（リハーサルが開始されるまで）の導入部分は
だらだらと流れていた割には面白くなかったので
ここをもっと上手くまとめて、時間を短縮して、
その分、ゲームに当ててくれたら良いのにと思いました。

1つのゲームを1話で終わらせていったのでは
すぐにネタ切れになってしまうので
複数回でじっくりと描いていくのは当然でしょうが、
初回だけは、ドラマオリジナルでも良いから
1話で終わるミニゲームにしてほしかったです。
面白かったけれど、消化不良だったし、
まだ物足りない気もするし……で、
残念な感じばかりが後味として強く残ってしまいました。



メインの登場人物の役者さんは
前シーズンからの続投なので、特に問題はないと思いませんが
戸田恵梨香さんが舌足らずな発音をする方なので、
長い台詞があると、聞いていてちょっと疲れます。
若手女優さんの中でも知名度がある方なので、
きっと、この喋り方も個性の内の一つなのでしょうが
若い子の役を演じるだけの今は、これで良くても
先々大変になるんじゃないのかなと
余計な心配をしてしまいました。





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感想は以上です。


続きの第2話「ついに秋山登場」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-11-17-6

宜しければ、合わせてどうぞ。