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感想@アニメ「君に届け」第2話:席替え*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「君に届け」の感想です。
今回は第2話(Episode 2)「席替え」です。
ネタバレがあります。
原作は何年も前に序盤だけ読んだ事があります。


前回の第1話「プロローグ」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-07

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-02-2


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後半のBパートは、最初から涙が止まりませんでした。
そもそも泣かされるとも思ってなかったのですが
いつの間にか泣いてて
「うわぁ、私、泣いてる!」と思ってからも止まりませんでした。



まずは、Bパートのメインであり、
今回のタイトルにもなった席替えのシーンから。
爽子も「聞こえてる」とショックを受けてましたが、
いくらひそひそ声とはいえ、クラスメイトからあんな事を言われたら、
普通、教室にはいられないと思います。
私だったら耐えられなくて、即、教室を飛び出してると思う……。
多分これは、人から悪口を言われる事に対して
爽子が馴れているせいなんでしょうが
(それと、爽子自身が天然ちゃんなので、
他人の悪意に対して少し鈍感なのかもしれません)
よくあのまま座っていられるなぁと、見ていて辛くなりました。
その後、風早君を始め
爽子に馴れてきているちづとやのちんが
自ら彼女の近くに座るエピソードも、
ベタベタのコテコテ展開ですが、泣けた泣けた。
爽子の後ろの席のくじを引いた男子が、そのまま座った事で、
一瞬、逆にあの席の争奪戦っぽくなったのも
大変良かったと思います。
何より、爽子が
「いつか、この席で良かったと思えるようになれたらいい」と
秘かに思っていた事がすぐに実現して、口にも出せた事が、
素晴らしかったです。
今はまだ
爽子の良さが他のクラスメイトにはうまく伝わってないですが、
少しずつ少しずつ、間にある壁に風穴を開けられたら良いですね。



そう、風早君の優しい言動がきっかけになっているとはいえ、
爽子って行動力がかなりあるんですよね。
結果的に今回はうまくいかなかったとはいえ、
他の女子に「自分の席に座っても平気」って言うなんて、
本当に凄いと思います。
自分に親切にしてもらったお礼に
皆にクッキーを焼いてきた事もそうですし……。
何より、自分で「この悪い現状を何とかしなきゃ!」と思うだけでなく
実際に行動しているのが、凄いです。
こういう年頃の普通の子は、大抵、
「何とかしたいなぁ」と思うだけで終わっちゃいますよ。
そして、現状の不満を周囲の人間への攻撃に替えて
──でも、面と向かっては言えないからブログで吐き出すとかww

爽子の場合は、変な誤解を周りに与えてしまう不運さと、
すぐにつまらない事でやんやと騒いでしまう周りが問題ですね。
特に後者は、アニメや漫画の世界に限らず、
現実でもよくある現象なので、
私は懐かしく思ってしまいました。
クラスの生徒は皆、爽子を馬鹿にしたり怖がったりするのに
あまりにも馴れていて、
それがいけない事だという認識すら失っているようなので、
一日も早く
そういう宜しくない部分が消えるといいなぁと思っています。



でも冒頭で、
雨に濡れた爽子が、廊下で拝んだり宙を見たりしているのを
男子生徒から変に誤解されたシーンは
思わず笑ってしまいました。

子供と動物に好かれないという自覚があるほど
爽子がそういう目に遭ってきたのなら
彼女の第一印象は
本人の努力でどうにかなるレベルを超えて、酷いのかもしれません。
でも、二回連続で放送の最後に浮かべた笑顔を最初から見せていたら、
絶対、第一印象も違いますよね。
最終的には、爽子がこうやって皆に恐れられていた事が
逆に「嘘?」と思われる展開になってほしいです。







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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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第3話「放課後」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-21

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-10-14 15:27  nice!(0)  コメント(0) 
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