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感想:大河ドラマ「天地人」第41回 上杉の生きる道*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

NHKの大河ドラマ・天地人
第41回「上杉の生きる道」の感想です。
ネタバレを含みます。


前回の第40回「上杉転落」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-04-5

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-07-4


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今回は最初から最後までホームドラマ調だったので、
見ているのがとても辛かったです。
これを大河ドラマでやる必要はないだろうとのツッコミを
入れずにはいられませんでした。
このドラマで加藤清史郎君がブレイクしたのは周知の通りで、
NHK側も、彼を何度となく再登場させて
視聴率獲得の為のテコ入れとしていますが、
今回の登場っぷり(兼続の息子+幼少時の与六の二役)を見ると、
加藤清史郎君の売り出しを
この番組で行なっているようにも思えました。

失礼を承知で言いますが、
加藤清史郎君への世間の評価が高まっても、
この大河への評価は高まらないですよね。
加藤清史郎君が出演する事で、評判にはなりますが、
だからといって、彼の人気は“天地人”のものにはなりません。
加藤清史郎君の人気はあくまで彼自身のものです。
なんだか、天地人の制作スタッフが
この辺を勘違いしているようにも思えてしまいました。



これも失礼な文章なのですが、
今回は、録画したものを早回しで見ても
差しつかえが全くなかったと思います。
ぶっちゃけ、見なくても良かったのではないかと……。

大河ドラマで、当時の日常生活を描くのは大事です。
でも、こればかりだと飽きます。
それに、今回の放送で何かにつけて過去回想していたのが
ワンパターン過ぎて、つまらなかったです。
せっかくの惣右衛門の死も、全然生かされていませんでした。
こんなつまらない回の締めで亡くなるなんて
演じられた高嶋さんが可哀相だと、本気で思いました。



この天地人は、この後に「坂の上の雲」の放送が控えている為、
これまでの大河ドラマより一ヶ月ほど短く終了するのですが
それでもこうして尺を余らせて
過去回想でお話を繋いでいるのってどうなんだろうと
思いました。
今回の回想シーンは四回? 五回?
それぐらいありましたよね。
素人でもやらない愚行に、びっくりしています。
しかも、これが初めてではなく
以前の回でも回想大集合を行なって
視聴者から「なにやってるんだ」という顰蹙を買った後なのに
再び行なったというのが逆の意味で凄かったです。

酷い“天地人”ですが
今日の放送は、その中でもかなり酷い回だったと思います。



────
感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


続きの第42話「将軍誕生」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-10-18-5

宜しければ合わせてどうぞ。


2009-10-11 20:55  nice!(0)  コメント(0) 
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