さくらもちモチ: 感想@アニメ「大正野球娘。」第11話そぞろに胸の打ち騒ぐ*ネタバレあり: SSブログ

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感想@アニメ「大正野球娘。」第11話そぞろに胸の打ち騒ぐ*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

アニメ「大正野球娘。」の第11話「そぞろに胸の打ち騒ぐ」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の小説は未読です。

前回の第10話「私は何をする人ぞ」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-11-3

各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27

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いよいよ櫻花會が朝香中野球部に挑むという回でした。
実際の試合が描かれる前に、
一部の生徒において、これまで野球をやっている事を隠していた点が
家族に露呈したわけですが……
親の理解をちゃんと得られてない点が以前に描かれていた小梅はともかく、
晶子さんのドタバタは要らなかったと思います。
晶子さんは、他の女子と比べても、かなりのお嬢様なので、
野球なんて野蛮wwな事をするのに反対が出るのは当然で、
寧ろ、よくこれまで邪魔されなかったなぁと思いましたが、
彼女が家に軟禁されているのも、
晶子さんを特別にかわいがっている使用人が奮闘するのも
在り来たりな展開なので、
最初から話の顛末が想像できた分、あまり楽しめませんでした。

上記の通り、私は、
晶子さんのトラブルは要らないと思っているのですが
それでも入れるとしたら、
彼女が軟禁されている旨を岩崎君が知って、
彼が機転を聞かせて（許婚の特権を生かして）
無理に晶子さんに会う/連れ出すとかしてほしかったです。
状況的に岩崎君がそうするのは無理だとは分かってますが
そうでもしないと、彼が浮かばれません。
晶子さんが野球をやるきっかけになっただけの人物じゃ
ちょっとかわいそうです。

逆に、両親から反対されていた小梅のエピソードがあったのは
良かったと思いました。
というか、空気読めない、状況を知ろうともしない無神経な高原が
私は駄目でした。
以前の回で最初に登場した時は、
相手の感情を考えずにひたすら自己主張をするのを繰り返す彼を
面白いと思いましたが、
今回は駄目でした。
知らないとはいえ、人が秘密にしていることを勝手に喋るんじゃない、
勝手にプロポーズする旨を親に話すな！と言いたくなりました。
できれば、あそこで三郎さんにガツンと言ってほしかったんですが……
使用人のコックという立場じゃ、やはり難しいでしょうか。

野球の試合は……
ボール一つ分ずらして投げて、敵にわざと打たせるって、
他の作品（野球漫画）でありましたよね。
思い出せないのですが、「ん？　これ、知ってるぞ」と思いました。
ちなみに、私はこの作品の原作を読んでませんし、
そもそもライトノベルの小説は、コバルト文庫以外は読んだ事がないので、
間違って原作を読んでいたのを覚えていたという事もありません。

制球力が良いところを審判にアピールして、
クサいところをストライクにしてもらうなんて、
審判に喧嘩打ってるのかwwと思いました。
別に悪い事をしているわけではないですが
あそこまで強気でいるのなら、姑息な事をしてないで
正々堂々と戦ってほしかったです。
まぁ、これはあくまで嘘っこ野球のお話ですし、
「これは大正時代のお話だから」という逃げ道もありますし、
何より、審判を任された人物が生徒という事で、
平気なのでしょうが、
野球を扱う作品では触れちゃいけないところに触れてるなぁと
思いました。
「この審判はクサいところは全部ストライクに取る」と分かってから
晶子さんがそれを念頭に投げるのならともかく、
逆はまずいよ……と思いました。
これ、原作通りの台詞ならちょっと嫌だなぁと思いました。
そうでない事を祈ります。

朝香中のバッターが、打席に入って、
「あやしいのは全てストライクを取られる」と分かるほど、
それが露骨なら、
相当なものなのかもしれません。
でも、どうしてもこの試合に勝ちたい櫻花會は
なり振り構ってられないですからね。
せっかくの試合なので、
次回はフルで野球を見たいです！
でも、四番の巴さんはホームランを打たなくていいです。
（ここで打ったら、あまりにもお約束的展開になっちゃうので）

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続きの第12話（最終回）「土と埃にまみれます」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-26

宜しければ、合わせてどうぞ。