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感想@CD「官能昔話3 怪談」*ネタバレあり [ドラマCD・声優CD感想]

CD「官能昔話3 怪談」の感想です。

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内容は
・耳なし芳一:保志総一朗さん
・番町皿屋敷:下野紘さん
・道成寺:小山力也さん
・三枚のお札:(総出演)  です。
井上和彦さんは前作、前々昨と同様に
プロローグとエピローグの他、全体の進行役も務められています。


「官能昔話」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-08-5
「官能昔話2 アンデルセン童話」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-05-3


BL以外のドラマCD/ラジオCD/声優さんの企画CDの感想記事は
こちらの一覧ページでまとめています。
感想一覧:ドラマCD・声優CD
(BLCDに対する感想記事の一覧はこちら【感想一覧:BLCD】)


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こちらのCDは、とりあえず「官能昔話」として出されていますが、
前作、前々作より“官能”要素がとても少ないです。
前作ですら、宮野さんや櫻井さんは甘い囁き程度で、
遊佐さんが一人で気を吐いた程度でしたが
今回は更にありません。

BL作品には出ないと明言されている小山さんが
出られたという事で、
そういう要素はほとんどないだろうなとは思ってましたが、
予想以上にありませんでした。
全く無いといっても良いです。
他の保志さんにしても、下野さんにしても、
主人公のカップルが仲良くしている時の
睦言(というほどでもありませんが)が
耳元で大きく聞こえるように加工されているぐらいです。
後は、怖さを強調する場面で、
こちらの作品のウリである特殊マイクの効果が
よく出されていました。



私は「道成寺」が好きなので、
こちらが怪談扱いされているのには多少の違和感を覚えますが
この話をご存知ない方には
そう思われてしまっても仕方がないかもしれません。
でも「番町皿屋敷」の改変は酷かったです。
あれは、お皿の価値が物凄く高く、
それこそ、あのお皿よりも下女の命の方が軽んじられたからこそ
起きた悲劇なので、
旦那が彼女を許す展開は、あってはならない事です。
絶対に変えてはいけない重要な部分です。

でも、前作、前々作の「1」と「2」が
失礼ながら駄作だったからか、
こちらのCDは、それらよりもまともに聴けました。
官能要素が全くない分、
(甘い囁きもそんなに甘くない/物足りない)
興味を持たれる方は少ないかもしれませんが、
三枚ある内の一枚を推せと言われたら、
私はこちらを選びます。



あ、そうそう、“怪談”とありますが
少しも怖くないので、
耳で恐怖体験をしたい方は期待外れに終わりますので
ご注意下さい。



最後の“三枚のお札”については、
私は内容をすっかり忘れていて、
主人公の子坊主がトイレに駆け込んだ描写でようやく思い出したので
とても懐かしかったです。






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2009-09-05 16:43  nice!(0)  コメント(0) 
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