感想「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」第10話:沈黙する心 [アニメ感想]
アニメ「うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜」
第10話「沈黙する心」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作となっているパチンコ「海物語」はやった事がありません。
前回の第9話「愛する心」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-29-1
各話の感想記事のURLは、他のアニメ作品の感想と共に
こちらでまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-27
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最近、“日常系”と呼ばれる萌えアニメが流行っているそうで、
今期も、おそらくそれに該当すると思える作品のアニメが
数本流れていますが
こちらの「うみものがたり」は、
キャラデザのかわいらしさと序盤の展開から
一見、そっち系?と思いきや
ちょっと違う……という内容になっています。
ウリンの心の弱さを初回から描いていて、
中盤にそれを膨らませ、
セドナに取り込まれた彼女の問題を主題に持ってきたわけですが、
改めて考えてみると、
このアニメこそ、百合をひたすら押して
キャラクターがキャッキャウフフしていれば良かったのではないかなと
思ってしまいました。
ウリンがセドナに囚われた件を引っぱり過ぎというか、
他に描く事はないのかなと思ってしまいます。
第2〜3回目のように
マリンと夏音が巫女として珍妙な衣裳に着替えて、
セドナの手先である雑魚敵と戦う日常の繰り返しで
良かったんじゃないかなぁ。
先週はお話に動きがありましたが
今回はマリンと夏音と亀以外が
セドナの影響を色濃く受けただけで、
また停滞してしまったので、
間延びしているなと感じてしまいました。
セドナとウリンによって
邪悪な妖気が各地に広まった中で、
大島さんだけが「なんだか心が落ち着く」と言っていたのが
面白かったです。
大島さんはどれだけ邪悪なんだww
もしかしたら、少し前までの夏音も
大島さんと同様に
この空気を心地よいと思っていたかもしれません。
小島君も、すっかり邪悪モードとなっていて
良かったなぁ。
たまたま、こういう時に小島君と喋ってしまった大島さんについては
気の毒としか言い様がありませんが、
普段の彼女のズルさや気の強さを思えば
このぐらい手痛い仕打ちをたまに受けても良いのではないかと
思いました。
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続きの第11話「光の心 闇の心」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-09-22
宜しければ、合わせてどうぞ。
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