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感想「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)」第21話:憤怒 [アニメ感想]

アニメ「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜(ファントム)」の感想です。
今回は第21話「憤怒」です。

原作のゲームや漫画などは見ていません。
以下の感想にはネタバレを含みます。


前回の第20話「故郷」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-19-2

各話の感想は、他作品も含めて
下記一覧ページでURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


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新しいファントム・ドライとしてのキャルが
本格的に再登場しました。

今回のタイトルは、次回以降に持ち越した方が
良かったような気がします。
キャルは、玲二やエレンに会いましたけど
“憤怒”と表せるようなむき出しな敵意は
表面的には見せてなかったので。
(内心では殺したいほどに憎んでいるでしょうが)
今後の回でそういうシーンがあるかどうかは分かりませんが、
たとえば、キャルが玲二を「どうして私を置いていった?」と
強い言葉で激しく詰るシーンがある回で
“憤怒”というタイトルが付いていると良いと思いました。



そのキャル──三番目のファントム・ドライです。
銃社会であるアメリカと同様に
日本でも同じように派手な事をやらかしてしまいました。
暗殺者としての育ての親であるサイスは
“憎悪のみを培養させた作品”として
今のキャルの在り方を楽しんで見ているようですが
リズィは彼女になかなか手を焼いているようですね。
そうそう、リズィ姉さんも元気そうで良かった!
彼女自身の手でクロウディアを始末したので、
こうして無事にインフェルノに復帰できて当然ですが
(そうでないと、クロウディアを殺した意味が無い)
状況によっては、引き続きまずい立場に在ったと思うので、
彼女の元気な姿を見られて、私は嬉しかったです。

それより、キャルは、
玲二たちを追って日本にやって来たわけではなかったんですね。
あくまで、今回の暗殺業のおまけだったようで。
尤も、サイスは最初からキャルをけしかけるつもりで
玲二たちに関する情報を彼女に与えたんだと思いますが……。



アイン、ツヴァイ、ドライ──三人の暗殺者としての腕は、
総合的に誰が一番上なんでしょうか。
アインとツヴァイが現役から退いているのを思えば
ドライなのかもしれませんが
彼女の場合は、銃撃戦(反応能力)のみのような気がします。
状況に対する判断能力はアインの方が上ですよね、多分。
ただ、このツヴァイとドライは、かつてのアインと違って
“命令を受けなくても人を殺せる”覚悟を持っているので、
今後、この辺であれこれあるといいなぁと思っています。
何より、再びサイスに会った際に
アイン(エレン)がどんな顔をするのかが、見物です。

そう、本来なら、
玲二とキャル、エレンとサイスが話すべきなのに
今回の話は会話の相手がわざと逆になっているんですよね。
この辺がちょっともどかしい上に、面白いので
私は興味を煽られています。



エレンと玲二は逃亡の準備を整えている最中のようですが
このまま、血みどろの話になるのでしょうか。
キャルの出方が特に楽しみです!






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続きの第22話「激昂」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-28-1

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-08-21 11:37  nice!(0)  コメント(0) 
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