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感想:アニメ「タイタニア」第20話 クロノス強襲*ネタバレあり [アニメ感想]

田中芳樹先生の小説を原作としたアニメ「タイタニア」の
第20話「クロノス強襲」の感想です。
以下の感想にはネタバレがありますので
未視聴の方は閲覧にご注意下さい。


前回の第19話「ラドモーズ事件」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-08-6
原作の小説の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-03-2

アニメ版の感想記事については、他の作品も含めて
URLを下記ページにまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9


────

前回の「ラドモーズ事件」は
ウラニボルグで起こったタイタニア側の事件でしたが、
今回は、辺境にある囚人衛星クロノスに捕らえられている
ファン・ヒューリックの脱出劇でした。
……といっても、
正直じいさん号の面々と連絡の取れないファン・ヒューリックは
刻々と変わっていく事態に流されていくだけです。
主に頑張るのは
前回、変装を見破られるという失態を犯した
マフディーです。



ファン・ヒューリックを痛めつけていた三つ編み男
──ベアナックルとホークアイは、
実は、ミランダ皇女の息が掛かった人物でした。
「おいおい最初に言ってくれよ」な展開でした……。
どさくさに紛れて、
死体としてファン・ヒューリックを逃がす作戦は
良かったと思いますが、
ドクター・リーがあんなふうに遠隔操作で
自由自在にコンピューターをハッキングできるなら、
医療機器もついでに狂わせちゃえば
手っ取り早かったんじゃないかと思いました。
ファン・ヒューリックも仮死状態にさせられる必要は
なかったですよね。

できる事とできない事の境界線があいまい過ぎていたので、
正直なところ、ドクター・リーのハッキングシーンは
見ていて興醒めしました。
監視モニターを狂わせた上で
ファン・ヒューリックの扉だけ開けて、彼を小型艇に誘導し、
脱出させれば
簡単に終わったんじゃないかと思ってしまいます。



最後の、政府機関の建物だけ無事で
他は焼けつくされている描写は
タイタニアの──というか、ザーリッシュの本気度が伝わってきて
空恐ろしくなりました。
あのシーンはとても良いと思います。
武力で他人をねじ伏せるザーリッシュのやり方は
絶対に正しいとは言えませんが、
どうにも事態を進展させられなくなった結果、
ああいう暴挙に出たのは、彼らしい……タイタニアらしいと
思いました。



────

感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。


続きの第21話「エスタールの邂逅」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-08-28

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-08-08 16:59  nice!(0)  コメント(0) 
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