さくらもちモチ

感想@マクロスF：ドラマCD「娘ドラ◎ドラ３」*ネタバレあり　[ドラマCD・声優CD感想] [編集]

アニメ「マクロスF（フロンティア）」のドラマCD
「娘ドラ」ドラ３の感想です。



内容は
1：第1話「アルトとシェリルとチャイナドレス」
2：第2話「ギャラクシー・メモリー」
3：第3話「3人娘、いまひとたび青春の光と影」
4：超時空デュエット「突撃ラブハート」　　　　です。

記述にはネタバレを含みます。


「娘ドラ◎ドラ１」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-29-2

BL以外のドラマCD/ラジオCD/声優さんの企画CDの感想記事は
こちらの一覧ページでまとめています。
【感想一覧：ドラマCD・声優CD】
（BLCDに対する感想記事の一覧はこちら【感想一覧：BLCD】）


────

今回も、ドラマ３本＋歌一本という構成です。
中でも二つめのドラマ「ギャラクシー・メモリー」が
本編を補足するシリアス話なので
良い具合にＣＤを引き締めています。

こちらは、グレイス・オコナーの視点で語られる過去です。
グレイスが普通の人間ではなく、
目的遂行の為に途中でシェリルを使い捨てるという話は
本編でよく描かれていましたが、
これを踏まえた上で、
孤児で浮浪者となっていたシェリルを保護した当時の彼女の話が
丁寧に描かれています。

いやぁ……
中の人である“井上喜久子17才おいおい”さんの熱演もあって、
私の中で、グレイスへのイメージが大きく変わりました！
これ、ドラマの最後の顛末をアニメ本編でも描いていたら
（せめて、この行動を臭わせるようなシーンを入れていたら）
より良くなったんじゃないかと思います。
娘ドラ１の、アルトが初めて空を飛ぶ話を聞いた時も思いましたが
本編でやらなかったのが惜し過ぎます。
グレイスが自分勝手というか
目的遂行の為には手段を選ばない点は、この作品でも変わりませんが、
幼いシェリルと深く関わる事で、
非道な彼女の中にも温かい感情が芽生えていた事が分かり、
私は嬉しくなりました
最後はせつないけれど、良いお話なので、
これから聞かれる方には是非是非お勧めしたいです。

幼い頃のシェリルの歌「突撃ラブハート」は、かなり下手くそですw
合間にＢＧＭとして聞こえてくる大人シェリルの歌の上手さと比較すると
つい笑ってしまいますが
（それぞれ別人が担当している上に
幼い頃のはわざと下手に唄っているんでしょうが）
ファンの方にはたまらなかったと思います。



最初のドラマ「アルトとシェリルとチャイナドレス」 は、
タイトルの通り、二人が罰ゲームとしてチャイナドレスを着て、
ランカの元バイト先である「娘々」で働く事になったという
どたばたコメディ話です。
恋愛要素は全く出てきませんので、気楽に聞けます。
ミシェルたちが不幸でした。
個人的には、ボビーが歌っているとしか思えない娘々の歌と、
キノコもといレオン・三島が、心に強く残りました。

最後のドラマ「3人娘、いまひとたび青春の光と影」は
オペレーター3人娘（モニカ/ミーナ/ラム）が
美星学園の制服を着て、高校生活を再び満喫するという話です
──が、メインは、彼女たち三人が持つ
“好きな男のタイプ”の違いの表われかもしれません。
最後に出てきたジェフリーの一言は
私も思わず「モニカがかわいそう」と、
ちょっと同情してしまいました。

上記二つは、たまたまなのか、狙っているのか
コスプレネタが被っています。
聞き手は、どちらに対しても
目で見えないからこそ、その姿を想像するしかないのですが
こういうのは同じＣＤには一つだけにして頂きたいなと思いました。



最後は、オズマとキャシーが唄う「突撃ラブハート」です。
歌うまいなぁと思って聞いていたら、
突然、ボビーに乱入されていて噴きましたww
ボビーいいよ！！！！！　大好きです。
スタッフさんのおふざけ具合が良いです。





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