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感想:機動戦士ガンダム00セカンドシーズン第13話「メメントモリ攻略戦」再放送*ネタバレあり [ガンダム00:アニメ感想]

ガンダム00セカンドシーズン再放送の感想です。
今回は、第13話「メメントモリ攻略戦」の簡単な雑記&感想です。
ネタバレを含みます。


*日曜午後5時の本放送時も感想を書いていました。
その時の感想はこちら(非常に長文です)
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-24-8


ガンダム00のアニメ感想記事のURLは
ドラマCDやゲーム等の感想記事と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
機動戦士ガンダム00:アニメ・CD・ゲーム感想一覧


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今回は、セカンドシーズンの折り返し地点です。
しかも、少し前の回から登場している
大型衛星兵器メメントモリの破壊という
重要なミッションが丁寧に描かれています。

このお話、本放送では2008年最後の回でした。
当日は冬コミで、その日にサークル参加をしていた私は当然見られず、
録画したものを帰宅後に視聴したのですが……
上記の本放送時の感想にも書きましたように、
続きが気になるにもかかわらず、何故か放送を見るのが怖くなってしまい、
翌日の昼にようやく視聴して、結局、
「なんでもっと早く見なかったんだ!」と激しく後悔した覚えがあります。
それだけ、面白い回でした!!



今回はライル(ケルディム)の活躍回でもあります。
これまでの戦闘では、経験不足から
補佐的な役回りを命じられる事が多かったライルですが、
狙撃という、ケルディムの機体特性を生かした攻撃を披露しています。
ケルディムは、終盤(アニューとの一件後)に目覚ましい活躍をし、
特に最終回のガデッサ戦(リヴァイヴ機)との死闘は、
激しく興奮させられるぐらい格好良いところを見せてくるのですが、
今回もそれに負けていません。
兄ニールとは違う、語尾上がりな「狙い撃つぜぇ↑」で
ライルが頑張っています。

そのライルですが……
アニューを亡くした後の終盤で彼が見せた決意の内容を踏まえると、
今回のラストで「狙い撃つぜぇ」と言うまでは、
兄のコードネームを引き継ぐ事に抵抗はないものの、
その名をまだ“借り物”として認識しているようにも思えます。
ライル自身が“ロックオン・ストラトス”なのではなく、
“ロックオン・ストラトス”の仮面を被る感じ??
演技をしていると言ったら、意味が異なってしまいますが
最終回間近で、ライルがロックオン・ストラトスとして生きると決意したのを
念頭に置いた状態で、今回を見てみると、
この時点では彼が
「自分=ロックオン・ストラトスじゃない」と考えている事になります。
ライルがCBに籍を置くのは、この時点では、
あくまでカタロンのスパイの為です。
それを上手く遂行させる為に
ロックオン・ストラトスとして頑張っています。
そんな事でもなければ、
世界平和の為に頑張る事は変わらないにしても、
ライルがロックオン・ストラトスを進んで名乗ることは
もしかしたらなかったんじゃないかとさえ思えています。

逆に、終盤で行なわれたアリー・アル・サーシェスやリヴァイブとの戦いは
完全に、“ロックオン・ストラトス”としてでした。
今回、最後の最後に「その名の通り、狙い撃つぜぇ」と言った事が、
ライルが本当の意味で“ロックオン・ストラトス”になる第一歩だったのかと
思っています。

トレミー組の皆と心を一つにして
メメントモリ攻略戦を成功させたのを機に、
ラッセ達と他愛のない会話ができるようになったり
アニューと密やかな恋愛をしたり……して、
ライルは心の有り様を変えていったんだなぁと、改めて実感しました。



さて、その他の事です。
シーズンの半分という事で、
今回は、セカンドシーズン前半のOP&EDの放送が最後でした。
また、メメントモリ一号機が墜ちたのに合わせて、
キノコ……もといリントさんがお亡くなりに。
グッドマンが割と最後まで生き残っていたのを思うと
リントさんが亡くなるのはちょっと早かったような気がします。

また、今回は、これまで登場が多かったリヴァイヴに代わって
ヒリングがガデッサで活躍する回でした。
このヒリング……DVD版では胸が削られています。
元々ボインちゃんではなかったので、つるぺたになっています。
アニメ放映後に発売された雑誌かムックの記事によると、
イノベイター組(イノベイド)は、
敢えて女として作られたアニュー以外、中性という設定だそうで、
テレビの放送分ではあったヒリングの胸が削られたのも
その設定を受けての事だと思います。
それまでは、胸がある件や、声の高さ、
ブリングを亡くしたディバインに「慰めてあげようか」と言った辺りから
ヒリングが女性もしくは女性寄りではないかと思えていましたが
これで完全に中性だと確定しました。

本当に無力なカタロンですが、
もう壊滅状態になっているのに
(通常、戦争などでは、完全にゼロにならなくとも、
残り三割を切って指揮継投がずたずたになった時点で
“全滅”という表記を用いるそうです。
よってカタロンの宇宙艦隊も、それを踏まえれば
ダブルオーライザ−が支援した時点で既に“全滅”しているとも言えます)
残りの艦で特攻を仕掛けようとする辺りは、本当、愚かです。
何としてでもメメントモリを落とさなければという意思は分かりますが、
トランザム切れ&ケルディムのシールドビットが全壊して
“作戦を遂行する”決意をせざるを得なかったスメラギさんとは
全然違います。
あの時のカタロンは、やけっぱちになってますよね。
無力な正義も罪だとよく言われますが、
本当、カタロンの動向に対しては、
仕方が無いとはいえ、もどかしくてたまりません。



それにしても、今回のBパートは素晴らしいですね!
スメラギさんに弱音を吐いてしまったライルが
その後で「まだだ、まだ……もたせろ」と
自分(とビット)に言い聞かせている辺りは、
もうもうもうもう、たまりません。
ケルディムのシールドビットがどんどん壊されていくところも、
その後の顛末が分かっているのにドキドキしました。
セラヴィーの一発も同様です!
セカンドシーズンで描かれた戦いは多々ありますが、
この13話のBパートは、私の中で三本指に入ります。
今回の再放送も、思わず見入ってしまいました。



次回はいよいよマリナ姫のゴロゴロソングの初登場ですね!
しかも、今回のCパートでハーキュリー大佐が出てきたので、
二つ目の山場、ブレイクピラー事件
(クーデター派による軌道エレベーター占拠)も、もう間近です。

今回の放送では、また次回予告がありませんでした。
これからも、その回によって
あったりなかったりするのでしょうか。
蒼月さんによる予告ナレーションを聞かないと
その回が終わった気にならないので、非常に物足りないです。





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感想は以上です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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続きの第14話「歌が聴こえる」*再放送の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-05

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-06-25 03:38  nice!(0)  コメント(0) 
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