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感想@アニメ「リストランテ・パラディーゾ」第9話:リストランテの休日*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「リストランテ・パラディーゾ(リスパラ)」の感想です。
今回は第9話「リストランテの休日」の感想です。
ネタバレを含みます。
原作の漫画は未読です。

前回の第8話「昔日」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-04

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-6


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テオの回でした。
アバンが不穏な感じだったので、いきなりどうなる事かと思わされました。

「休日」とあったので、定休日のお話かと思いきや
ヒーターの故障による突発的なお休みのお話でした。
試食会の風景がとても楽しそう&ほのぼのとしていて、面白かったです。
頑張っているニコレッタと、容赦のない評価の差がおかしくて!
試食会の回数が後になるにつれて
人数が徐々に増えていくのも面白かったです。
最初はたった三人+いつの間にかいたジジだけだったのに。
せっかくのお休みなんだから、皆、他のことをすればいいのに、
結局あそこに集まってしまう──この事実が、
あのリストランテが皆にとって心地よい場所である事に対する
証明なのかもしれません。
最後は、まるで家族の団欒を見ているような気分になりました。



言葉よりも、空になった皿の方が雄弁だったという
ニコレッタの春メニューの開発へのオチは
とても素敵だったと思います。
ニコレッタが料理人として半人前なのは当然なので、
彼女自身の台詞にあったように、
シェフの二人からはっきりと厳しく言ってもらって良かったです。
あそこでニコレッタの料理が変に絶賛されたら
絶対におかしいので……。
最後の料理に与えられた
「家庭料理としてなら、これで良い」という評価は、
今のニコレッタの腕で考えるなら最上だったと思います。
ニコレッタのお祖母ちゃんの料理だから、
彼女と同様に子供の頃からそれを食べていたはずのオルガが
「懐かしい」と反応したのも、良かったです。



ニコレッタに伝えた言葉が、
かつて自分が言われた言葉だと気付いた時、
テオは多少なりともショックだったと思います。
昔はテオが青かった為、ヴァンナとの料理でのぶつかり合いが
その他の部分でも悪い方に影響していたようですが、
今は、テオも腕を上げた&当時よりも精神的に成長したので
そんな事はないようで。
もしヴァンナが同じ厨房に入ったとしたら、
メニュー開発や料理の方法で
またテオとぶつかるかもしれないけれど、
今の二人は良い相棒として上手くやっていけるんだろうなと思いました。

テオにとって、それこそヴァンナは
己の過去恥部の象徴のような存在のはずですが、
元々そういうのを気にしない性格だからなのか、
今でもちゃんとヴァンナと付き合えているのが良いと思います。
今回は、ヴァンナがテオの料理を食べるシーンがありませんでしたが、
できれば、そういうシーンで、
今の彼女が今の彼を認める台詞を聞きたかったです。



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感想は以上です。


続きの第10話「秘めたる恋」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-18-1

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-06-11 02:52  nice!(0)  コメント(0) 
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