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プレイ日記&感想@逆転検事 第4話「過ぎ去りし逆転」前編*ネタバレあり [逆転検事:プレイ日記&感想]

ゲーム「逆転検事」第4話「過ぎ去りし逆転」前編のプレイ日記&感想です。


以下の記述には、多大なネタバレを含みます。
これから遊ばれる方は、閲覧をご遠慮下さい。

「逆転検事」のプレイ日記&感想は、カテゴリで分けている他、
下記一覧ページにも各話のURLをまとめています。
【「逆転検事」プレイ日記&感想一覧】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-7



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【プレイ日記】
“ヤタガラス”が一条検事だと告発される
→代わりに御剣が公判を担当すると決まる
→これが初公判になるはずだったが
引き継ぎを行なう前に一条検事と真刈被告が亡くなる
→二人で殺し合ったのかと思いきや第三者の関与した可能性が浮上
→廊下を見張っていた糸鋸に不在の時間があるらしい
→糸鋸は明らかに嘘を吐いているが馬堂刑事に連行されてしまう


冥ちゃんの推理を打ち崩す対決モードで
手こずってしまいました。
“二人が争った”事に対して、
物音がしなかったというイトノコ刑事の証言を
突き付ければ良かったんですね。
そうだと分かった瞬間は、わぁ!と嬉しくなるより
あぁそうか……と、なんかがっくりとしてしまいました。



【感想】
ああああああああああああ!
若ミツ! 若ミツ!
しかも「御剣」「……先生」ですよ。
狩魔豪検事との会話ですよ!

ご存知のように、逆裁1ー4での御剣は被告人になっているので、
法廷内で狩魔検事と喋っても、
すっかり検事と被告人の会話になっていたんです。
師弟としての会話は、これまで無かったんです。
嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
狩魔検事の指パッチンも、すっごく懐かしかったです。
私は、DSを両手に持ちながら
「あああああ」と発して悶えました。
狩魔検事の底意地の悪そうな笑顔も、たまらなかったです。
また、そういう狩魔検事の視線を浴びて張り切っている御剣が
初々しくて、かわいいです。はぁ。
窓の冊に止まったカラスを見た時、
狩魔なら目を逸らしてはいけないと言い、
最後に「……勝った」と呟くところなんか、
まるで負けん気の強い子供でした。

あぁ……この「逆転検事」のスタッフさんは、
ファンがどこで喜ぶかというツボをご存知なんですね。
そして、そこを適確に突いてくる。
参りました。幸せ過ぎます。

御剣のテーマソング「大いなる復活」は、
娘の冥ちゃん登場時にも
父親の狩魔豪検事登場時にも使われていたので、
やはり今回は“狩魔”のテーマソング扱いになっているのかもしれません。
でも、ハマるハマる。
この三人には仰々しいのが却って良いですよね。

一条検事達の死を聞かせられる前、
控え室の中をうろちょろとしている御剣が
狩魔検事から「落ち着きがないぞ!」と怒られた時の私は、つい
へらへら笑ってしまいました。
でも、そんなふうに厳格でいる狩魔検事が
子供の頃の美雲ちゃんに「おじちゃん、こわい」って言われて
「!」と反応しているのが、面白かったです。
人間臭いなぁ。
あの両替には何か意味があるんでしょうか。
美雲ちゃんが持ってたのは
自動販売機では使えない小銭が多かったから、
彼女があの廊下に行ったらしいのは確実ですよね。
イトノコさんの不在も、彼女に関わる事なのかなぁ。
子供との口約束を大事に守る刑事……なら、まだ良いですが、
何か失態を犯してしまった末に黙っているのなら
なさけない事この上ないです。



若ミツに続いて、まさかまさかの若メイも登場しました。
13歳!
若い……というか、まだ子供です。本当に少女です!
衣裳は他の記事でも書きましたが、
乗馬のキュロット
(乗馬時に履くズボン/普通のキュロットとは違う)を連想させるズボンに
ブーツ、そしてムチ(長さが短い?)だったので、
乗馬を嗜む女の子のように思えました。
ノースリーブで肩や腕が剥き出しになっているのがSO CUTE!
かわいい、かわいい!
しかも、他人に手を差し伸べたり、両手を広げて挨拶をしたり、
問答無用で他人にムチ打ったりところは
今と変わらなかったです。
あ、いえ、今より遠慮なく御剣をビシバシ叩いているところは
ちょっと違うかもしれません。
冥ちゃんの中で、「ムチで叩くなら、相手はヒゲ」という図式が
次第に出来上がっていったのでしょうか。

“狩魔”の名前にやたらとこだわったり、
「バカにバカでかい顔でバカなジマンをされたくないの」といった
バカ三連発ネタを惜しみもなく出したりしたところも
今の冥ちゃんと変わりませんでした。
冥ちゃんの、あの素晴らしい言動は、
13歳にしてもう完璧に仕上がっていたらしいです。
先に司法試験に合格して検事になった御剣に対して
異様なライバル心を持っているようなのが、
見ていておかしかったです。
もう、冥ちゃんってばかわいすぎます!
余計に大好きになりました。

冥ちゃんと御剣に対しては、あまりに嬉しかったので、
なるほどくんのモブ登場時と同様に
単独記事をアップしました。
御剣:http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-30-5
冥ちゃん:http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-30-6



また、七年前の話なので、初々しい御剣を見られると共に、
念願の刑事課に配属されたばかりだという新米刑事のイトノコさんも
たくさん見られました。
今のイトノコ刑事が、御剣を検事として信頼しまくり&慕いまくりなので、
当時からそうなのかと思いきや、意外な事に
イトノコ刑事は上司に当たる馬堂一徹刑事に憧れていたようで。
馬堂刑事を“刑事の中の刑事”と言い切っているあたり、
その尊敬っぷりは相当のようです。
こう考えると、イトノコさんは
他人に感化されやすい&感動しやすい性格なのかもしれません。

イトノコさんに検事バッジを見せた時を筆頭に、
彼の御剣に対する態度が終始ぞんざいなので、見ていて面白いです。
さすがに、御剣に給与査定を初めて見直されそうになった時はびびり、
(それと、冥ちゃんに初めてムチを打たれた時もびびってましたね)
犯人扱いされた時に、対決モードの結果で御剣に庇われた時は嬉しがっていたりと
少し友好的なところを見せてきますが、
基本、馬堂刑事と同様に、まだ若い御剣と冥を小馬鹿にしています。
馬堂刑事の言葉を借りて、
二人を「コども!」と呼んだり、
御剣を「コボウズ検事」と言ったりした時は
あまりの新鮮さに、私は興奮してしまいました。
それに対して、御剣も冥ちゃんも全然負けてないのが良いです。
冥ちゃんの彼に対する「ヒゲ」呼ばわりも、この時に確立したようで。
今はまだ年齢的な差で、イトノコさんが圧倒的に偉そうですが、
いつ、それが本格的に逆転するのかが楽しみです。

でも……ベテラン刑事らしい馬堂刑事はともかく、
新米刑事の糸鋸にまで舐められているなんて、
やはり警察局と検事局の仲はあまり宜しくないのかもと思いました。
勿論、御剣にしても冥ちゃんにしても、あまりに年若過ぎるので
(特に冥ちゃんはまだ司法試験に合格していないので、シロウトさんです)
イトノコさんが彼らの命令を素直に聞けない/ついつい偉そうにしちゃうのは
よく分かるのですが、
もう少し、御剣の“検事”という職業に対して
敬意を払っても良いものではないかと思ったので……。
しかも、これが馬堂刑事やイトノコさん個人で済む事ではなく、
逆裁の「蘇る逆転」などの話を振り返ってみれば、
検事/検察局に対する不穏な感情は、警察全体から感じられる事なので、
表立って喧嘩はしてないけれど、積極的に協力もしない関係なのかなと
ちょっと真面目に考えてしまいました。



さて、既存のネタを臭わせる話も少し出てきました。
まずは、今回は法廷が無いので出番も無いと思えた裁判長!
ヒゲばかりが豊かで頭頂部が淋しい事になっているのは、
最早、お約束ですが
今回出てきたサイバンチョを始め、歴代の皆さんがそうだったようで。
標語?入りのポスターには爆笑してしまいました。
“木槌を打つたびに、真相は近づき髪は去る”
凄いです。
逆裁シリーズの法廷の真理を適確に突いていると思います。

また、なるほどくんを臭わせるネタも出てきました。
廊下にあった消火器です!
「消火器で殴られたら、記憶の一つや二つなくなるかもしれない」と言いつつも、
すぐに「私はそんな間抜けなことにはならない」言っちゃう辺りが
さすが御剣だと思います。
(成歩堂は逆裁2の冒頭で、真犯人に頭を殴られて記憶喪失になっています)



さてさて、新キャラ。
まずは、御剣がすっかり遊ばれていた葛氷見子弁護士。
ププッ……と、作中で何度も思いきり吹き出した彼女のツッコミは
プレイヤーがしたくでもできなかった事だと思います。
この逆裁シリーズに出てくる登場人物は
御剣なり狩魔なり、ちょっと変わった人をさらりと受け入れている人が多いですが、
「やっぱり、ああやってツッコミを入れる人がいるんだ」と分かって
面白かったです。
葛弁護士は、笑い上戸なんですね。
彼女が真宵ちゃんやみぬきちゃんを見たら、一体どういう反応をするのかを
とても見てみたいです。

彼女以上に御剣いじりが面白かったのが、馬堂一徹刑事です!
あの御剣が「ボッチャン」「ボウズ」「コボウズ」扱いされています。
ベテラン刑事にしてみれば、
検事になりたてで理屈くさい御剣の言動など、
子供が格好つけている風にしか見えないんでしょう。
とても新鮮です!
それに、現在では“天才検事”という確固たる地位を得ている御剣なので、
第1話「逆転の来訪者」ではそれなりに大事にしてもらっていますが、
若い頃だと、皆、彼に対して容赦がないですね。
言葉が冷たい、冷たい。
まさに、「逆転裁判」のなるほどくんがそうなので
(相手の検事や刑事に、あからさまに馬鹿にされる事が多い)
変な既視感を覚えました。

それにしても、
『「コぼうず」と「コむすめ」で「コども」』というのは
物凄い名言だったと思います。
これを考えられたスタッフさんは、凄いですw



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第4話「過ぎ去りし逆転」前編のプレイ日記&感想は以上です。
中編に続きます。

第4話【過ぎ去りし逆転】中編 プレイ日記&感想
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-30-9


2009-05-30 19:47  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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