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感想@アニメ「夏のあらし!」第7話:他人の関係*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「夏のあらし!」の感想です。
今回は第7話「他人の関係」です。


前回の第6話「恋におちて」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-11

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-6


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最後の、やよゐと加奈子のネタが
「ともだちんこ!」なおぼっちゃま君とは!
すっごく懐かしかったです。
夜中だったのに、爆笑するかと思いました。



今回、見ていて思ったんですが、
このアニメは、タイムトラベラーのお話なのに、
過去に飛ぶ事が内容のメインではないんですね。
普通、こういう系のお話って、
時空を飛ぶ前に何かがちょっとあって
(大概、飛んだ先に関わる内容。単なる前振り)
実際に飛んでみたら、その先であれこれとトラブルに巻き込まれてしまい、
最後、何とか現代に戻ってくる……みたいな感じの作りになります。
適度な例を思い付けないので、ちょっと違いますが、
たとえば「銀河鉄道999」のアニメ版がそういう作りですよね。
999から出る前が、時空を飛ぶ前の話。
新たな惑星に着いて鉄郎達が下車してからが、時空を飛んだ先での話。
すったもんだの末に鉄郎達が999に戻る話が、時空を再び飛んで戻ってきた話。



さて、今回も上賀茂さんがメインのお話でした。
前回で(作中での登場人物が知らなかっただけで)
上賀茂さんが女である事がはっきりと明かされたわけですが、
私がそう意識しているからか、
それとも作画や演出の点でわざとそうされているのか、
上賀茂さんがどこからどう見ても“女”でした。
なんていうか、上手く言えないのですが、
これまでは彼女が男か女か分からないように描かれてたんです。
でも今回の放送は
敢えて彼女が女である事が強調されていたように思えました。



過去に飛ぶ事はともかくとして、
その過去をやり直す事についての功罪は、
簡単には答えを出さない(出せない)みたいです。
とはいえ、あらしさんと一君は、まるで旅行に行くような気分で
ほいほいと過去に飛んでいるみたいなので、
(特に一君は、あらしさんにメロメロだからか、
あの行為を彼女とのデートに置き換えている気がします)
カヤさんと上賀茂さんに止められたくらいでは止めない気がします。
また、その一方で、そのカヤさんと上賀茂さんにしてみても、
あらしさんや一君に過去の改変が良い事だと説かれても、
諸手を挙げて賛同する事はできないでしょう。
だから、極端……とまでは言わないけれど、
意見の違う二組のタイムトラベラーが色んな出来事を経て、
折衷案を見つけ出すのかなぁと思いました。
──とはいえ、もしそうだとすると、
カヤさんの登場&カヤさんと上賀茂さんが通じるのが遅いので
(原作ではどうか分かりませんが、アニメは遅いと思います)
やはり、過去に飛ぶ事そのものが、
このアニメの主題ではないのかなと思いました。
過去から来た人間と現代の人間の交流……という単純な話なのかも。



冒頭で、野球ごっこを真剣にやっている
あらしさんと一君が出ましたが
あんなふうに毎日を楽しく過ごせたらいいなぁと
本気で羨ましくなりました。
また、友達や知人の女性に幻滅している
(というか苦手感を持っている?)らしい上賀茂さんが、
カヤさんと通じたのは
必然的な事なのかなぁと思いました。
自分の事を褒められて、
ちょっと調子に乗ったカヤさんが可愛かったです。
そしてカヤさんは、やっぱり男性恐怖症の気があるのかなぁ。
はっきりとは描かれてませんが、
女友達にはよくある特有の、
ちょっとレズッ気が入っているような関係を
スタッフさんはカヤさんと上賀茂さんで出そうとしているのかもしれません。



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感想は以上です。


続きの第8話「勝手にしやがれ」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-25-2

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-05-18 16:27  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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