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感想@アニメ「戦国BASARA」第7話 略奪の梟雄! 双竜月下の真剣勝負*ネタバレあり [戦国BASARA アニメ感想]

アニメ「戦国BASARA」の感想です。
今回は第7話の「略奪の梟雄! 双竜月下の真剣勝負」です。
感想にはネタバレを含みます。
私はゲームを遊んでいて、作品のファンでもあります。


前回の第6話「裂かれた絆・正宗屈辱の退却!」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-09-2

各話の感想は、ドラマCDの感想と共に一覧でまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-04-3


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お……お館様の愛の鞭もとい拳が、
今週も炸裂しました。
しかも、目が……目が……!!
キラーンと光った後、立ち上がったお館様の動きに合わせて
眼光が尾を引いてましたよ!
緩やかな弧を描いてましたよ!
一瞬、お館様がホンダム……じゃない、本多忠勝になったのかと
思っちゃいました。

また、今回は前回の感想で私が期待したように、
松永軍の部下・三好三人衆の初登場シーンもありました!
ゲーム「英雄外伝」ではお馴染みの名台詞
「一人減ったら一人足す。二人減ったら二人足す。三人減ったらそれで終わりだ」も
ちゃんと聞けました! すっごく嬉しかったです!
彼らは、北条の配下として出てきた風魔小太郎と同じように
その人が死んだら別の人が彼の名や仮面を継ぐので、
台詞の通り、全滅しなければその存在は永遠に続く……という設定のようです。
尤も、ゲームでは三人とも撃破されまくりですが。
(相応の台詞もあります。次回、聴けるかもしれません)



さて、対織田軍の為に共闘していた各軍は
戦いを終えた今、それぞれの領地に帰りつつありますが、
その強い心はまだ繋がっているようです。
けんしんさまと武田信玄の、
語らわずとも相手を理解している様が素敵でした。
さすがのかすがも、今回は妬くのではなく、
そんな二人の関係に感服しているようでした。

馬上でのヘブン状態が出ました!
かすが、幸せそうだったなぁ。
美人で気立てが良いだけでなく、強くて格好良くて、
好きな人をちゃんと守るつもりでいる気概もあって、
作中では人格者で知られるお館様のお墨付きだなんて
最高じゃないですか。
でもかすがは、お館様にいくら認められても、
表立って喜ばないのもポイントですよね。
寧ろ、かすがにとってお館様は
絶対にかなわない恋のライバル(笑)かもしれないので、
彼に認められて当然とでも内心では思うのかもしれません。
かすがが喜べるのは、けんしんさまからの良い評価を頂けた時だけ。
それを、けんしんさまも分かっているようなのが、
主従と部下という関係に萌えてしまう私には、たまらなかったです。

そして私は、猿飛佐助とかすがの腐れ縁が好きなので、
信玄からの忠告を伝言するという使命があったとはいえ
彼が彼女を追って話し掛ける展開を見られて、嬉しかったです。
けんしんさまに夢中なかすがを見ても、
冷静に茶化している佐助が、私は大好きです。
そして、佐助に対して悪態を吐きながらも、
彼の言動に一目を置いているらしいかすがが、大好きです。



伊達政宗よりも片倉小十郎は大人なので、
今回、真田幸村との会話を穏やかに行なう事ができていました。
政宗が、言葉よりも行動、口よりも手を先に出してしまう性格である上に、
幸村も若くて血の気が多いから、
蒼紅が対面すると、会話をするより戦いで語る方を好んじゃうんですよね。
「あぁ。あの幸村も、相手が相手なら、ちゃんと会話をするんだ……」と
当たり前な事をしみじみと実感していました。



松永久秀と言えば火! 松永軍と言えば爆弾! 捕虜!
話が、こうなったらいいなぁと希望的予想をしていた通りになったので
嬉しくてたまりません。
アニメはゲームの世界を丁寧に描いているけれど、全く同じではないので
(ゲームのストーリーモードの話は、
プレイヤーキャラとして誰を選択するかによって変わるので、
アニメで全てを再現するのは事実上不可能です)
群像劇として、おいしい部分をかいつまんでまとめているようですが、
「ここだけは外さないでほしい」という点を
逃さずしっかりと掴んでいると思います。
松永が出たなら三好三人衆の出番もあり、
伊達軍の兵を捕虜にする展開がそうです。

また、義を重んじる政宗が、
部下の危機に対して必死になったり、
そんな彼を、無二の家臣である小十郎が身体を張って止めるのも、
まさにそうです。
アニメは、ゲームのそういう“お約束な展開”を
きちんと守って作られていると思います。

これって、
他の媒体が原作である作品のアニメ化では基本中の基本の事です。
でも最近のアニメでは、これがなかなか守られず、
原作ファンの機嫌を少なからず損ねてしまう場合もある現状が多々見られます。
BASARAがきちんとこれに則ってアニメを作っている事は、
存分に誇れる事だと思います。



顔から吹き出た汗が滴のようにポタポタと床に落ちていた幸村や、
顔を歪めながらも小十郎に決闘を挑んだ政宗には、
“彼ららしさ”がよく出ていたと思います。
まだ若い故の青さ(未熟さ)も感じてしまうけれど、
性根の強さや正しさがきちんと表わされているので、
彼らが前途ある青年なんだという事がよく分かります。

来週は、蒼紅……ではなく、
竜の右目と甲斐の若虎の共闘が見られるようです。
とはいえ、彼らの勇猛な戦いっぷりよりも、
松永の外道っぷり(主に言葉攻め)を堪能したいなぁと
密かに期待しています。
「苛烈! 苛烈!」




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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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第8話「血風大伽藍! 小十郎絶体絶命」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-23-1

宜しければ合わせてどうぞ。


2009-05-16 03:26  nice!(0)  コメント(0) 
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