感想@アニメ「PandoraHearts(パンドラハーツ)」第6話:食い違った現在地*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「PandoraHearts」の感想です。
今回は第6話「食い違った現在地」です。
前回の第5話「時計回りの悪夢」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-01-1
各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-06-01-9
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成人の儀の下見でオズたち三人があの館に行ったのは、第1話でした。
作中の時間もそう経ってないはずなのに、
過去を回想をしているオズを見ていると
彼は遠くまで来てしまったんだなぁと思いました。
もう、本当の意味であの頃に戻れないであろう点も
強く感じられました。
──と思ったら!
オズ自身も知らなかったようですが、
彼がアビスに落とされてから、十年の年月が経っていたとは!
どうりで、オズが同じ建物を見に来ても、
奇妙な違和感を味わってしまったんですね。
そして、レイヴンはギルバートと同一人物っぽかったのに、
何故、オズと違って
大人の男に成長していたかが私には分かりませんでしたが、
そういう理由だったんですね。
ギルバートに流れた時間が、アビスにいたオズには流れなかった。
成人の儀では、最悪なハプニングに見舞われてしまったけれど、
この主従の心はずっと強く結ばれていたんですね。
子供のギルバートが誓った際に放った
「僕は決してあなたを裏切りません」との言葉がせつないです。
オズとギルバートの出会いも、回想として描かれました。
落ちた花瓶からオズが身体を張ってギルバートを庇った一件は
よくあるベタな展開でしたが、
あんな事ぐらいでオズを本気で信用してしまうほど
それまでのギルは愛情に飢えていたと想像できましたし、
オズはオズで、
普段からああいう事をさり気なくできる優しい子だと読み取れました。
でも、嫌いな野菜を代わりに食べてもらうのは駄目ですよね!
↑この辺の契約内容が、
いかにも子供の約束といった感じでかわいかったです。
最後の最後で
レイヴン……というかギルバートが正気に戻っていたようですが、
多分、オズも怪我ないと思います。
次回からはいよいよ本格的に二人で共闘してくれるといいなぁ。
正直なところ、ヒロインらしいアリスに食指が動かないので、
レイヴンとオズが仲良くしているシーンをもっと見たいです。
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感想は以上です。
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
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続きの第7話「深淵からの呼び声」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-15-1
宜しければ、合わせてどうぞ。
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