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感想@アニメ「東のエデン」第5話:今そんなこと考えてる場合じゃないのに*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「東のエデン」第5話
「今そんなこと考えてる場合じゃないのに」の感想です。

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

ネタバレを含みます。

前回の第4話「リアルな現実 虚構の現実」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-01

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-6


────

のっけから新キャラ! 白鳥・D・黒羽!
Dはダイアナの略だそうで。
しかも不穏な話!……で、インパクトのある回でした。
まさに“事後処理”だったので、笑っちゃいました。

この作品は、脚本がよく練られていて凄いです。
オリジナルの話なので、最初は謎だらけでしたが
上手い具合に少しずつ明かしているし、
一つの謎が明かされると、別の謎が提示される……という連鎖になっていて
面白いです。



記憶を無くす前の滝沢の行動について、
具体的な証言がなされました。
ニートをドバイにまとめて送った??
でも、恨み辛みだけを言われるかと思いきや、
恋のキューピットとして肉まんをもらえていたところからすると、
酷い案を実行したらしいとはいえ
それほど冷徹な人間ではなかったのでしょうか。
あの偶然出会った元ニートの男にしても、
滝沢が彼から本気で憎まれていたら、
いくら結婚のきっかけとなったとしても、
肉まんなんか貰えないと思うんです。



日常生活に本格的に復帰した咲ちゃんですが
まだいまいち乗り切れていないようです。
大杉君から車内で聞かされた話に対しても、
本気で聞けてないというか
下手をすると、耳障りに思っていたようでしたし。

内定者面接での牛丼事件は、さすがに酷いと思いました。
どう見ても失敗してるのにランチに誘われていたので、
「あれ?」と不思議に思っていたのですが、
あんな嫌がらせを受けるとは。
この世界がねじ曲がっている一端が、ああやって表れたのかな。
滝沢に対して愚痴った咲ちゃんの言葉は
聞いていて辛かったです。
……でも、コネ入社を断れない会社側の人間からすれば、
どんな手を使っても咲に辞退させなきゃいけないので
ああいう酷い手を使わざるを得なかったのでしょうか。
咲は落ち込んでいたけれど、
あんな事を平気で行なう会社に新入社員として入れたところで、
後で苦労するのは目に見えているので、
寧ろ「あのまま就職せずに良かった」と強気になってほしいです。



そして、咲ちゃんは義理のお兄さんが好きだったんですね。
どうも私は、それまでの兆候を見逃していたようで
この告白が唐突に思えたのですが
ちゃんと細部まで見ていた視聴者には分かっていた設定だったのでしょうか。
滝沢からのキスは唐突だったけれど、
好きな子ではなく大事な妹にするキスのようだなと思えました。



さて、落ち込む大杉君に対して
今、まさに、白鳥・D・黒羽の魔の手が伸びているわけですが……
声を掛ける寸前に何かあって
二人は接触せずに終わるのではないかと思っています。

それにしても、彼女、
白い鳥なのに黒い羽っていうい名前が凄いですね。
男を殺害した時の記憶は無いようですから、
名前に、彼女の二面性が表れているのでしょうか。





────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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第6話「東のエデン」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-15

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-05-08 01:25  nice!(2)  コメント(2) 
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コメント 2

Gomarz

>>分かっていた設定だったのでしょうか
3話あたりで、うすうすもしや・・・と思っていましたが、
前回、第4話で完全にわかっていました。帰宅した咲に
話しかける義兄の後ろに貼ってあるポスターがなによりの
証拠でした。 

>>二人は接触せずに終わるのではないかと
そうだといいですね~・・心からそう祈りたい!
酔って倒れている大杉君を見ていた通行人みたいのが
いましたよね~あの人のお陰で助かるのかな・・・?
by Gomarz (2009-05-08 17:52) 

さくら

■Gomarz様

こんにちは。再びのコメント&nice!ありがとうございます。

作品の補足もしてくださり、ありがとうございました。
挙げて頂いた第三〜四話の描写について、
私は見逃してましたので、助かりました。
やはり、咲ちゃんの恋心については
それっぽく匂わされていたんですね。
そしてあの時に、積もり積もった感情が溜まってしまった……と。

大杉君については、きっと大丈夫だと信じたい反面、
この作品は人の死について割とあっさり描いているので、
無情に殺されてしまいそうで、怖くもあります。
どちらにせよ、先の展開を想像したり、
実際に放送を見てその結果に一喜一憂したりするのが
楽しくて仕方ありません。
by さくら (2009-05-09 01:41) 

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