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感想@アニメ「東のエデン」第3話:レイトショーの後に*ネタバレ [アニメ感想]

アニメ「東のエデン」第3話:レイトショーの後に感想です。
ネタバレを含みます。

東のエデン 第2巻 (初回限定生産版) [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
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前回の第2話「憂鬱な月曜日」の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-17-1

各回の感想は、下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-31-6


────

記憶をほとんど失っている滝沢の家
(ショッピングモールまるごと?)を
咲ちゃんと二人で探るところから始まりました。
無人の店内を二人で探っていくのは
作中で挙がってましたが、まるでホラーゲームです。
私は駄目だなぁ。
物陰から何か出てきそうで、怖くて歩けません。


実際に、変なのも──いえ、かわいいものが出てきました。
天使の羽根を背に付けた、柴犬(豆柴という名前?)!!!
この犬、滝沢にかなり馴れているようでしたが……
この飾りって、滝沢の変な立場を考えるとイミシンですよね。

そして、背景にあった
「滝沢朗 ぜってー殺す」の文字が怖い!
これが本当なら、前回、モノレールに普通に乗り込んでいたのも
謎の近藤刑事に呆れられるはずですよね。
他人から相当恨まれていたのかな。

シネコンがある家に住んでいたのも、
自分の事はろくに覚えてないのに
映画のタイトルをヒントだけで挙げられるのも、
滝沢の失われたアイデンディティに絡んでいるようです。



今回も、世界観に通じる単語や説明が出てきました。
自分用に、ちょっと整理してみます。

まず、謎の単語“セレソン”と、
記憶を消す“播磨研究所”という地名。
滝沢は9番目のセレソン
(このゲームに強制的に参加させられたプレイヤーの名称)で、
参加中に播磨研究所とやらで記憶を消されたんですよね。
セレソンは、他に10人もいる……と。
近藤刑事が「糞ゲーム」と言っている辺り、
そのゲームはとんでもない内容らしい。
ただ、近藤刑事の「俺だって最初は正義を〜」発言や、
2万人のニートを爆心地に集めて殺そうとしたらしい
滝沢の(まだちゃんと判明していない)過去からいって
そのゲームは、強制的な世直しを差しているらしい??
そして、同じセレソンである近藤刑事は
100億を使い切る寸前で、滝沢の残金を狙っていた──と。
しかも、携帯の残金がなくなると
サポーターが殺しにくる……??
指紋認証があるので、他人が携帯を使う事はできない。



近藤刑事は愛人に最後のメールを打った後、
「(残高を?)きれいに使い切った」と言っていました。
代わりに滝沢の携帯を使おうとして、
指紋認証に阻まれてできなかったわけですが……
これ、近藤刑事の死は組織によるもの
(サポーターによる制裁?)なんでしょうか。

いや……普通に考えて、
ああいうのんびりとした状況で、
愛人に送るメールを妻に間違って送るって、無いと思うんです。
だから、近藤刑事は確かに愛人宛にあのメールを送ったけれど、
それを受けるサーバー側(組織側)が手を加えて
メールをわざと奥さんの携帯に届くように仕向けて、
彼女を(自覚無しに)サポーターにしたのかと思いましたが
──これは、私の考え過ぎでしょうか。
使っている携帯が組織から与えられているものという時点で
充分にあり得ると思ったのですが。
また、近藤刑事は、
「携帯の残高を使い切ったらサポーターが殺しに来る」と知っていても、
肝心の“サポーター”が誰で、
どのように自分を殺しに来るのかは
知らなかったんじゃないのかなぁと想像しました。

でも、死ぬ直前にハッとなり、
滝沢に向かって「お前がサポーター?」と言っていた辺り、
近藤刑事の死のきっかけ(ゲームオーバーの到来)は
この滝沢との対峙だったのかもしれません。
彼に合わなければ、残金を使い切ることなく
もう少しだけ(いつかは死ぬとはいえ)
生きていられましたよね。

滝沢がモノレールに安易に乗れないらしかったのは、
ニートを集める際に、反感を買ったからでしょうか。
だったら頷けます。
なんていうか、ちょっと出た過去の滝沢からは、
世論を敵に回してそうな雰囲気がぷんぷんしました。
どうも未遂に終わったようですが、
やろうとしていた事は非人道的な行為ですし。



ううん、面白い……面白いぞ!!
滝沢よりも組織の秘密や真実を知っているらしい近藤刑事が
今回あっさりと亡くなったのは残念ですが、
謎が適度に細かくちりばめられてますし、
少し解決しても、謎が謎を呼ぶ感じで、興味を引かれます。
純粋に、続きや、この世界の謎、滝沢の過去が楽しみです!
惜しいのは、咲ちゃんも今の滝沢同様に世界の秘密を知らないせいで
完全な部外者になっている事。
二人が一緒にいないと話に絡まないので、
滝沢の行動もある程度制限されますし、
下手をすると咲ちゃんの描かれ方も中途半端になるのではないかと
今から余計な懸念をしてしまいます。

でも、面白い!
やっぱりオリジナルアニメは先が分からないのがいいですね!
あれこれと想像するのが楽しくて仕方ありません。
来週も楽しみです!





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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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第4話「リアルな現実 虚構の現実」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-05-01

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-04-24 01:34  nice!(1)  コメント(0) 

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