さくらもちモチ: 感想@BLCD「小説家は懺悔する」*ネタバレあり: SSブログ

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感想：大河ドラマ「天地人」第15回御館..｜感想@BLCD「その唇に夜の露」*ネタバ.. ブログトップ

感想@BLCD「小説家は懺悔する」*ネタバレあり　[BLCD感想] [編集]

ＢＬＣＤ「小説家は懺悔する」の感想です。

キャストは
松永律：武内健さん
佐々原脩司：森川智之さん
一柳克己：鳥海浩輔さん
一柳匡史：千葉一伸さん　　です。

下記の感想にはネタバレを含みます。
また、ボーイズラブというジャンルの作品である以上、
感想にもそういった単語・表現があります。
原作の小説は未読です。

BLCDの感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧ページでまとめています。
【BLCD感想一覧】

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BL作品についての私の嗜好をまとめてあります。
個人的嗜好のせいで、感想＝正しい評価とならない時もありますので
その目安にして下さい。
【初めにお読み下さい*BLCD感想について】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-08-2

上記のリンク先にも書きましたように
私は森川さんのお声が大好きなので、
最初から期待した状態で聴きました！

さすがＢＬの帝王モリモリさん。エロいです。
律役の武内さんのお声も相まって
心に深い傷を負っている二人の愛がよく描かれていたと思います。
私は原作を読んでいないので、
佐々原がゲイかどうか分からず、
寧ろ、律への素っ気無い言動から、彼はノーマルかと思ってました。
なので、律が寝ているベッドに佐々原が潜り込むシーンでは
私に覚悟がなかったせいでちょっと驚いた
（ここで「あ、この人もゲイなんだ」とようやく気付いた）＆
そうなるまでが性急のように感じられました。
この辺は、ＢＬの世界観に馴れている方なら
丁寧に描かれる方が逆にまどろっこしいと感じてしまうので、
馴れてない私だからこその感想だと思います。

また、女々しい受けが苦手な私ですが……
律の「〜だもん」という甘えん坊の語尾が気になりましたけれど、
ギリギリ大丈夫でした。
一緒に聴いた「不埒なモンタージュ」の
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-04-16-1
未直よりは楽に聴けました。

ただ、律の危うい考え方には引っ掛かりを覚えました。
それだけ律が佐々原を好きで好きでしょうがないんでしょうが、
人気小説家である佐々原が別の女との密会を撮られたぐらいで
彼の前から姿を消すのはちょっと安直というか、
律は子供っぽい考えをする人なのかなと思いました。
中高校生なら、多少、恋愛に対して潔癖だと思うので
そういう事もあると思います。
でも、確か律ってコックさんですよね。いい大人ですよね。
主演女優さんからの執拗な電話に対して
佐々原がまともに取り合ってなかったのをちゃんと見てるのに、
一人でショックを受けているのは、
彼がしなくてもいい苦労を背負い込むタイプの人間なんだと
描かれているようでした。
正直、こういう人と付き合っていかなきゃいけない佐々原の今後は
とても大変だなぁと、同情しそうになりました。
佐々原も律にメロメロなので、
心配するだけ無駄なのは、百も承知なんですけれど。

いや、こういう些細な事でカップルが喧嘩をするのは
現実でもよくあると思うので、いいんです。
でもこれが、別れる・別れないという騒動にまで
（しかも周りを巻き込んでる）発展する事はないだろうと思ったので
少し冷めてしまいました。

たとえば、律が疑心暗鬼になっていく様を、
佐々原と主演女優の不穏なエピソードを増やす事で、煽っていったら、
律がそう思い込んでしまう事に真実味を持たせられたのではないかと
思います。

これに限らず、二人の心情や恋の進展具合がやたら速いので、
もしかするとＣＤ化にあたり、
原作の小説が省かれているのかもしれません。
（小説を読んでないので、この点は勝手な推測です）

森川さんファンの私にとって
彼のえっちシーンはたまらなかったです。
今回も萌えました！
Ｓまでいかないと思いますが、ちょっと黒い？性格も良かったです。
吐息だけでドキドキしました。
武内さんの喘ぎも甘いですねー。
聴いてて照れました。

ただ、佐々原の爆弾発言は、架空の話とはいえ
社会人としてどうなの？と思ってしまいました。
それだけ、佐々原が必死になっているという証なんでしょうが
聞いていて気分はよくなかったです。
当人同士はドラマチックに盛り上がるかもしれないですが、
あれは冗談でも言っちゃいけないと思います。

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