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感想@アニメ「とらドラ!」第10話:花火*ネタバレあり [アニメ感想]

テレビアニメ「とらドラ!」の感想です。
今回は第10話「花火」です。

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

ネタバレを含みます。


小説は未読です。
そしてこれを書いている今は、
第21話までテレビ放映を見ています。

各回の感想は、他の作品と共に
下記の一覧ページにてURLをまとめています。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-07-26-5


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まさか、アバンで大河が北村君に適当についていた嘘が
真実そのものだったとは(笑)。
みのりんのホラーに対する「まんじゅう怖い」ネタは
洞窟内でのスリル(というほどでもないですが)も相まって
面白かったです!



亜美ちゃんは……白ビキニで披露した
プッチンプリンなバスト(すごい揺れ方でした)も
大変魅力的でしたが、
洞窟内で竜児にさりげなく告白しようとしたように、
嫌味を言う流れでしか本音を明かせないのが、かわいかったです。
竜児がみのりんと朝食を仲良く作っているところを盗み聞きしたり、
協力云々でわざと竜児を煽ったり……
なまじ、空気を読めて皆への気遣いもできる分、
亜美ちゃんは損な役回りをさせられてますが
そういうところがかわいくてたまりません。



料理が得意という自信があるところを好きな子に褒められて、
竜児は嬉しかっただろうなぁ。
あの勢いで告白できそうだったもの。
そして、昨日の話(幽霊・UFO)を
意外にも引き摺っているみのりん。
もしかしたら、その前の夜は、
ちょっと眠れなかったのかもしれない。
竜児と大河が全然別の理由で眠れなかったのを思うと、
当の竜児がそれに気付いてないのが、面白いです。



今回は“洞窟探険”っていうメインがあるのに、
肝心のそれでなく、
皆の会話が一番の注目ポイントなのもすごいです。
女の子みんなが竜児をそれなりに気にし出しているから、
些細な言動がもう、全部イミシンなものに思えてしまいます。

ダイエットに成功したのか、
それとも友達同士なら平気なのか
あれほど「腹の肉」にこだわっていたみのりんが
セパレートの水着を着て、お腹を出しているのが不思議でした。
でも、きれいなお腹だったから本当に痩せたのかもしれません。
バイト三昧&部活動で、お菓子を食べる暇もなかったから
いつの間にか自然に痩せていったとか。

「暗いよ、狭いよ、怖いよ」は懐かしかったです。
うる星やつらの面堂終太郎ですね!

洞窟内で、亜美ちゃんが自分を挙げようとした
“竜児に似合う”人物が
そのまま大河に当てはまってしまうところが皮肉です。
しかも、亜美ちゃんにしては珍しく
この時は(自分の発言に手一杯だったのか)
それに気付いてないのがもう……。
確かに、亜美ちゃんは竜児に対してずけずけと物を言うし、
竜児もみのりん以上に自分をさらけ出しているけれど、
大河には叶わないと思う。
もう、この時点で既に
大河にとって竜児はいなきゃいけない存在になってますし、
竜児は大河以上に自覚がないけれど
困ってる彼女を見ると世話を焼かずにはいられないのが
以前からよく描かれています。
好きな人には弱味を見せたくなかたったり
自分の良いところを見せたがったり……というのが普通なので、
そういう二人が結ばれた場合、
本格的に付き合うようになってから
少しずつ自分を見せるようになるのも普通なんでしょうが、
友達カップルが恋人に発展して成功するパターンの王道を
竜児と大河は歩んでいるような気がしました。
「迷った」との嘘を明かした後、
本気でビビってた竜児に怒られている際(ペシペシ叩かれてる?)の
亜美ちゃんが、本当に楽しそうなのが
逆にせつないです。



目玉は、やはりタイトルにもなっている最後の「花火」。
真面目な話がちゃんとできている竜児とみのりんの気持ちが
すごく近付いているのがよく分かります。
お互いに「幽霊を見せたい」と思っているのがいいなぁ。
これが、言葉だけでなく、
その裏の“恋をした事があるかどうか”に引っ掛かっているのも
やっぱり素敵。
みのりん、竜児とだったら
幽霊もUFOもツチノコも見たいんだなぁ。
きっと、こういうふうに思えた初めての男子が竜児で、
だからこそ好きになったんだと思います。
そして、そんな二人をちょっと離れたところでみている大河が
何とも言えません。
最後、大橋駅に帰ってきた後、
一人で先に歩き出した竜児を追う前に
大河がイミシンな感じで目を潤ませているところが好きです。
非日常的だったこの旅行が終わって、
いつもの──竜児と一緒に楽しく過ごせるいつもの生活を、
なんだかんだ言って彼女が楽しみにしているのが
伝わってきたような気がしました。
これで竜児の恋を積極的に応援することから
解放された事実があるのも
(前回の「海に〜」の通り、
今回の協力は異例のようなものなので)
面白かったです。






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感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

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続きの第11話「大橋高校文化祭【前編】」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03-7

宜しければ、合わせてどうぞ。


2009-03-03 15:20  nice!(0)  コメント(0) 
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