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感想@機動戦士ガンダム00セカンドシーズン#01天使再臨*ネタバレあり [ガンダム00:アニメ感想]

テレビアニメ「ガンダム00」第2期(セカンドシーズン)の感想です。
ネタバレを多大に含みます。
今回は初回第1話「天使再臨」です。


最初なので、私の状況を記しておきます。
・第1期はリアルタイムで見ていたものの
本格的にハマったのはDVDで、しかもセカンドシーズン放映一ヶ月前。
(2008年9月)
・マイスターズ大好きです。お気に入りはロックオンです。
・小説や外伝漫画は読んでいません。
リアルタイムで見ていた時も、グラハムは大好きでした! 変すぎる。
・第2期初回(今回)の上映会でのネタバレは
事前にネットで少し見ました。


ガンダム00のアニメ感想記事のURLは
ドラマCDやゲーム等の感想記事と合わせて
こちらの一覧ページでまとめています。
機動戦士ガンダム00:アニメ・CD・ゲーム感想一覧


では、OOの放映をリアルタイムで見ていた時に書き留めていた
メモ(状況&感想)を、まずアップします。
見ながら打ちまくっていたので、
間違った記述・誤字脱字があるかもしれませんが、ご容赦下さい。



・シーリンだー!
・セカンドシーズンの文字はロゴに無い
・マネキン大佐と荒熊は今でも仲良し?
・ソーマはかわいい。女の子っぽいなぁ。
「いえ、その……」って口籠ってるのがかわいい。
・沙慈!! 大人になった
・お、新プトレマイオス! 新キャラ女の子! イアン老けた!
・ティエリア「セラヴィーを出す!」が第一声か!
・ティエリアが言う“彼”とは、やはり刹那?
CBの中枢にいるティエリアとは別行動なのかな。
・地球軍(アロウズ)の艦船?
確認の台詞(GN粒子云々〜)が、かつてのトレミーそのままで笑える。
金髪の偉そうな男がキモイw
・ハレヴィー准尉って。ルイス! 左手は義手なのかな。
・あ、刹那! 「狙われているのか──ここも」が第一声。
・え? 救助、呆気無くやられてる
・かわいくないタチコマみたいなのが出た。
新型ロボ? 対人兵器。人体反応をキャッチして、人を問答無用で打つ。
・うわ、見てすぐに沙慈が刹那に気付いた。よく覚えてたなー。

CM:NTのCMが神谷さんナレで嬉しい。

・圧倒的武力で場を支配するアロウズ
・3番機? ルイスがぜいぜいと苦しそうに息をしてる
「変わってない。あの頃から、何一つ」
「こんなもの、求めていない」「ロックオンも、俺も、こんな世界など」
・刹那「ヘルメットを……」って、もっと早くメットかぶりなよ、沙慈
・ガンダムを見る沙慈
・「あのGN粒子は」ってことは、敵もエクシアのガンダムだと気付いてる
・エクシアは幌みたいな布をまとってる。
宇宙じゃ空気が無いのにたなびくのは変だけど、かっこいい。
・エクシアの片目は、他の機体のを無理に入れてる?
・悲鳴をあげるルイス。エクシアを見て動揺 興奮状態 頭が痛い。
もしかして強化されてる? アレルヤと頭痛は同じ? 呼吸するのも辛そう。
・リボンズ!! 余裕そう!!
・エクシア窮地! 弱そう
・かけつけたのはセラヴィー? でもパッと見はヴァーチェ
・緑のまりも!! GNフィールド
・セラヴィー?かっこいい
・「久し振りだな、刹那・F・セイエイ」「ティエリア・アーデ」
・新キャラ女の子の「アーデさん」って呼び方は変。立場的には当然かも
・フェルトは嬉しそう。イアンも。
フェルトはいい女性になってそうだ。雰囲気がとても柔らかい。
・四年ぶりのティエリアと刹那の対峙
外見が変わった刹那と変わらないティエリア。「よく言われる」とティエリア。
眼鏡のないティエリア。きれいだなー。
・刹那の正体を知って激昂する沙慈。
・CBで被害を被った一般市民の代弁者的立場?
「返せ、返してくれ。二人を。返してくれよ(絶叫)」
・ルイス。薬を呑む手も震えてる。
上官に「なぜ、こんなヤツがアロウズにいる」って言われた。
・リボンズはルイスをよく知ってる?
ということは、リボンズはアロウズと繋がってる?
もしかしてルイスをアロウズに送り込んだのはリボンズ?
「良かったね、これで君にも戦う理由ができた」
やっぱり、刹那たちはリボンズの敵なのかな。じゃあ、ティエリアの立場は。
・リジェネ登場「リボンズ、面会だよ」。王留美が登場
世界を変える為なら手段は選ばないらしいけど
リボンズと繋がるのかな。
ここで手を組まれるのは心情的に嫌だ。
・「自分が乙女座であったことをこれほど嬉しかったことはない」
お面!!! ハム!!
・アンドレ(息子)とセルゲイ(父)は不仲か! 戸惑うソーマ
・拘束されているアレルヤ。最後の最後に登場!

ED(本来のOP)
OPとEDで流すクレジットをここで一気に出しているから
やたらと文字多い。

マイスターズの子供の頃の映像
銃を持って戦場を他の子達と走り回っている刹那
銃で誰かを撃っている(いつもの施設の子?)アレルヤ
泣き叫ぶロックオン(テロ現場?)
in カプセルなティエリア!! 裸だ! No.5??
隣のカプセルにいるのはリジェネかな……って、やっぱり人外?

GNアーマー装備のタイプDデュナメスを追うティエリアの顔が、もうせつない。
墓の前で傘を差しているのは??
(ロックオンの墓? 花束あり)
雰囲気は物凄くティエリアっぽいけど
墓標と文字で全く分からない。
背格好(スーツを着てる男の人?)ぐらい。

かつてのCBメンバー(プトレマイオスクルー)の映像
(つまり四年前)が流れた後、リヒティとクリスが!
刹那の瞳にかぶる形で狙い撃っている(黒眼帯あり)ロックオン!
前の振りからして、まず間違いなくニールだよね!
そうであってほしい。
マリナきれいだなー。
今回は手を掴めないのか。すれ違いが多くなるのかな。

ED後。
新プトレマイオスの中で独房?っぽいところに入れられている沙慈
刹那を撃たなかった件を尋ねるティエリア。
「人を殺せば、君と同じになる。そんなのはご免だ」
「君は現実を知らなすぎる」眼鏡ティエリアが説教。

歩く刹那。OOガンダムを見る。

アイルランドのテロ現場跡の慰霊碑前。
ロックオンが乗ってたのと似たような車。
煙草を吸うロックオン。ライルだ!! 薄手のコート着用。
「あんたか、俺を呼び出したのは」刹那から?
「カタロン構成員ライル・ディランディ」
「保安局か」「お前を迎えに来た」
ダイレクト過ぎて、ロックオンには上手く伝わってない気がする。
驚くロックオン。
当たり前だけど、ニールと顔がそっくりで辛い。
「ライル・ディランディ、いやロックオン・ストラトス」

ガンダムを駆逐するガンダム。




はい。メモは以上です。
なんというか、とにかく怒濤の展開でした。
目で追っていくのが精一杯という感じでした。



では、拙サイトにおまけで展示した最初の感想も転載します。
OOのサイトではないのですが
10/5だけマイスターズのファン小説を展示しました。

00.gif

> 初回放送を見ました。
> 一番の見所は、EDとして流された本来のOPだったような気がします。
> デュナメスTYPE-Dを追って泣きそうなティエリアとか
> 刹那の瞳にかぶるようにして狙い撃っていた眼帯ロックオン(ニール)とか
> 彼が死んじゃったのは分かってるし
> それまでフツーに見られていたんですが
> このOPで泣いてしまいました。

> そして、No.5の子だったティエリアは(以下略)。

> ロックオンの墓参りはティエリアかな……
> 傘さして花束持ってますよね。
> 文字で、肝心の人物が全く見えないです。
> スタッフさんの名前を出すのは当然だし大事だけれど
> あまりの見えなさっぷりに
> わざとクレジットで隠されてるんじゃないかと思いました。





────
では、本格的に感想をまとめていきます。

まず、上記でも書きましたが怒濤の展開でした。

今回の話の主軸は
第1期で経済特区日本でお隣さん同士だった
主人公刹那と、彼の対の存在である沙慈の再会です。
なので、非常に分かりやすい話なのですが
そこに現在の世界情勢を表わす背景がたくさん盛り込まれているので
もう目で追って情報を得ていくのが大変でした(笑)。

流れとしては
沙慈が間違って捕らえられる→救出部隊が出る
→それを知ったCB(ティエリア)も、刹那が来ると踏んで出動
→その通りに刹那も動いている→アロウズによって救出部隊全滅
→刹那と沙慈の再会→刹那とティエリアの再会→刹那とOOガンダムと出会う
→沙慈が刹那に銃を向ける→刹那がロックオン(ライル)を迎えに行く
……でいいのかな。



しょっぱなから
アロウズが誇る圧倒的な力が印象的に描かれていたと思います。
言わば、世界秩序を守る為の部隊ですが、
かつて人革連とAEUで陣頭指揮をしていたセルゲイとマネキンが
それらに加わらず、寧ろ、疑っているような発言をしていたのも
アロウズが決して正しい(平和的な意味で)存在ではないと示しているのも
面白かったです。
また、話の後半で出てくるセルゲイの息子アンドレイが、
頭が固そうで、融通が利かないみたいで、
「アロウズこそ絶対!」みたいな心情を持ってそうなところが
面白いです。
かつては、超兵として戦うこと以外を知らなかったソーマが
似たようなポジションにいましたが、
今回、セルゲイとの会話で
随分と少女らしい優しい雰囲気を出していたので
彼女が人として良い方向に変化したらしいのが
多々伝わってきました。
セルゲイとアンドレイの間には何か因縁のようなものがありそうで
(ベタな展開だと、セルゲイの妻……つまり息子の母に関わることかな)
なかなかコミュニケーションを上手く取ることができないかもしれませんが、
ソーマとアンドレイが親しくなることで
優しさの循環ができるといいなと思いました。
セルゲイ→ソーマ→アンドレイの流れで。
アンドレイは、てっきりセルゲイに憧れて軍属に入ったものだと
勝手に想像していたので、意外に感じられました。



刹那が“ガンダムに乗る主人公”だから、
対の主人公である沙慈は
“ガンダムに乗らない主人公”の立場を取り続けないと、
キャラとしての存在異議が崩れてしまうので、
ここは絶対に崩れないはずなんですが
だとすると、プトレマイオスでイアンさんの下で頑張らないと
出番的にも、刹那との絡み的にも難しいので
これからどうなるんだろう……と、ちょっと不安です。
1期のように傍観者としての立場でも
沙慈の話を進ませることはできますが
それだと、刹那から離れている以上、どうしても彼を誤解するでしょうし、
何よりここで必要なのは、
沙慈が刹那の傍で現実を見聞きして、刹那の信念や痛みを知ることなので
やはりこのまま暫くはプトレマイオスにいるのかな。

今回は、言葉が少ない刹那の代わりに、
ティエリアが上から目線で説教してましたね。
ここは、何も分かってない沙慈を描くというより、
ロックオンの死から四年が経って精神的に成長し、強くなったティエリアを
強調しているような描き方だと思いました。
ここでは、ティエリアが言ってる内容は昔とあまり変わりませんが、
その前に、彼が刹那と再会して直に喋るシーンが入るので
同じような事を言っていても、当人が成長しているので
発言に重みが出たというか
正論がまさしく力を持ったというような強い印象を受けました。
外見で言えば、刹那が一番良い成長具合なのですが
(沙慈は、失礼ながら、育ったというより老けた気がします)
どうやらやっぱり人外らしくて(OPのカプセル参照)
外見が全然変わらないティエリアが
内面だけ人としてどんどん良い方向に変わっていったのが
露になっているのが、面白かったです。
今のティエリアを見たら、
ロックオン(ニール)はなんて言ったかな……なんて
しんみり思ったりもしました。
ティエリアがただ怒ってるんじゃなく
人に対して説教をしてる(道を説く)なんて、本当、感慨深いです。
ヴェーダ命でヴェーダの判断こそが絶対唯一と考えていた
ティエリアがですよ。
「自分のいる世界ぐらい自分の目で見たらどうだ」と
言えるようになるなんて。
人は凄いなぁ。ティエリアが人外らしいってのは置いておいて。
ちょっと、ティエリアのお母さんになった気分でした(笑)。

以下は想像ですが、近い将来、
CBに入ったばかりで、皆との絆も何もないロックオン(ライル)は
当然、戦闘での協調性とかも皆無で、
それによって連携が崩れちゃって、窮地になって、
見かねたティエリアがロックオンを庇う……みたいな展開も
あり得ますよね。
ティエリアが「礼なら、君の兄弟に言え」ってロックオンに言ったら
それだけで号泣しそうです。



よく聞き取れなかったんですが
蜘蛛っぽい対人兵器(より無機質なタチコマみたいな/笑)が
出てきたってことは、
ガンダム対ガンダムだけじゃなく白兵戦も出てくるんでしょうか。
そうだといいなぁ。
実は、アレルヤのむきむきな身体が好きなので、
いかにも白兵戦に強そうな外見が生かされてなかったので
ちょっと残念に思ってたんです。
今回は、刹那が、普通の銃が全く効かず、
手榴弾というか小型爆弾で破壊してましたけど
飛び蹴りとか正拳突きとか(ちょっと違うか/笑)活躍したり
ひらりと舞ったりするマイスターズも見てみたいです。
あ、こういうのは王留美のお付きの人でまた期待できるのかな??
マイスターズの訓練って、MSの操作は勿論ですが
基本的な戦闘訓練も一通りやりますよね。
あくまで“ガンダム”なので、おまけ程度で良いので
そういうシーンもちょろっとだけ見てみたいです。



沙慈と刹那の再会は──刹那は、バイザーを下ろした状態で
ヘルメットを被っているので
沙慈がよくあれで刹那だと分かったなと思いました。
ツッコミ入れちゃいけないんでしょうが(笑)。
1期で、刹那の名前を一度は忘れてた沙慈にしては
よく覚えてたなーと思います。
そして、1期でもそうだったんですが
他人と繋がることにあまり興味を持ってなさそうな刹那が
名前をよく覚えているなとも思いました。
もしかしたら、刹那が基本的に物覚えの良い人なのかもしれませんが。
この時の二人に走った感情は、どうだったんでしょう。
懐かしさより、「なんでここに?」という疑問の方が
やはり大きいのかな。
その後すぐに対人兵器が現れちゃったことで、たった一瞬でしたが
CM明けの数秒間は、見ていて感慨深かったです。

沙慈を連れて逃げる刹那の独白は、彼の辛さが滲み出ていたと思います。
この四年間、一人で潜伏しながら、
やりきれない思いを抱えていたんでしょうね。
ロックオンの名前を出してくれたのは嬉しかったです。
あの、第1期の「絆」の回が象徴的ですが、
神経をすり減らして激戦を経験してきた仲間との繋がりは、
四年経った今でも、
彼の中で太い主柱となって存在してるんだなーと
しみじみと思いました。

ガンダムを見た瞬間の沙慈は、本当に辛そうですよね。
穏やかな日常にいたはずの隣人が
実は稀代のテロリストの一員で、
もしかしたら自分の恋人と姉を殺したかもしれない……と分かるなんて
ちょっと辛すぎる。
唯一の救いは、視聴者側が、
刹那の思いや行動を
第1期でちゃんと見聞きして知っていることでしょうか。
それを知ることができても
沙慈は刹那を許せないかもしれませんが
かといって、何もしなければ変わらない現状を前に
力を持たない沙慈がどう考え、どう動いていくのかを見るのは
今後の楽しみの内の一つです。



そしてルイス。
初陣で、死角からの遠距離攻撃とはいえMSを撃墜しましたね。
この時、既に呼吸がゼーゼーしてますが
苦しいというより、緊張が過ぎて過呼吸を起こしているように
見えました。
パイロットスーツ越しなので、左手の詳細が分からないのですが
義手にしろ何にしろ、MSに乗れるほど不自由してないのなら
良かったです。
1期のあれは、いち視聴者として辛かったので……。
形や理由はどうあれ、あるべきものはあった方がいいですよね。
でも、具合を悪くしたり、薬を呑んでいたりする描写は
あまりにも不穏で、怖いです。
何よりも、彼女にリボンズが絡んでいるらしいのがもう!
私にとって、すっかりリボンズ=悪の図式ができあがっちゃってるので
彼女の行く末が心配で心配でなりません。
沙慈との再会も、この感じだと不幸なものになるのかな……。
一般人から軍人への転身してしまったルイスは
刹那たち主要キャラでは(1期では)描かれなかったところなので
“誰もが兵士になる可能性”の象徴でもあるんですが
できれば、まだ戻れる内にMSを降りられるようになってほしいです。
それこそ、沙慈と一緒に地球でこっそり暮らすみたいな
ごくごく平凡な結末になっても構わないので。
こういうキャラが不幸になると、見ててやりきれなくなります。
……悲しいことに、そういうパターンの方が話が面白いというのは
否めないんですが。
ルイスが、刹那が乗ったエクシアを見た瞬間、目を光らせて、
まるでリボンズとリンクしているみたいな描写は、怖いです。
頭痛は、過去の記憶に感情が揺さぶられる反動でしょうか。
かつてのソーマのように、
なにか処理を施した装置を作られたりしたら
また嫌な展開です。
そうまでして彼女を戦場に立たせないでと思ってしまいます。



2期初めての、エクシアのバトルシーンは、
1期中盤までガンダムが圧倒的な力で場を制してきたのを思うと
淋しくなるような描写でした。
他の機体のパーツを無理に入れている(目)といった、
元々の整備状況の差がよく見て取れるのは勿論なんですが
アロウズ側が
かつてのガンダムとほぼ同じ性能を持つMSを作れるようになったと
(国連軍のジンクスなど比じゃないぐらいに)
痛感させられて、リアルで Σ(o゚ω゚o) となりました。
1期の後半は、機体よりパイロットの腕の問題で
刹那達が窮地に追い込まれることが少なからずありましたが
この戦闘に限っては、完全に、機体の差だったと思います。

ここでエクシアを敢えてボロボロにしておくことで、
「2期が始まったよ!」と視聴者に知らしめたのかなとも思いました。



そこへ、セラヴィー登場!
アロウズの「背中に……ガンダム……!」との台詞の通り、
背中に背負ってる謎の子(顔)もちゃんといました(笑)。
相変わらずの大火力のようで、嬉しかったです。

通信で、エクシアに乗る刹那に話し掛けるティエリアの声が
なんとなく嬉しそうなのは
私の勝手な思い込みじゃないと思いたいです。
刹那のびっくりしたような声がまた、たまらないです。

また、プトレマイオスにいたフェルトやイアンの嬉しそうなこと!!
バレで見て知っていたとはいえ
死んで当然と思える描写だったラッセも無事で、良かったです。
新キャラの女の子の「アーデさん」呼びは、
今、二度目を見直しているんですが、やっぱり笑ってしまいました。

プトレマイオス到着後の、顔を直に見た上での再会は
非常に淡々としていますが、
口調が語尾だけちょっと柔らかくなったりしていて、
良い関係にあるのが見て取れました。
一般的なように、抱きついたり握手したりしないところがまた、
いかにもこの二人らしいというか、あぁリアルだなと思いました。
ティエリアと刹那が気さくそうに(微笑みを持って)
話しているなんて……!
ここにロックオン(ニール)とアレルヤがいないのが
残念です。
そして、ここは引きの画面だったので
せめて二人のアップが一枚ずつ欲しかったなと
思ってしまいました。
笑顔で話す二人の顔を、大きく見たかったです。



そして戻りますが、再び沙慈。
彼はルイスと同様に、一般市民の代表キャラというか
“名前を与えられ、その存在にスポットライトを当てられたモブ”なので
彼の怒りは、CBの活動のせいで不幸になった人の怒りでもあります。
その彼が、銃口を向けつつも
「撃ったら同じになってしまう」と言い、撃たなかったのは
大きなことです。
刹那やロックオンは撃ちました。
でも、沙慈は撃たないことを選んだ。
どちらにも言い分はあって、どちらも大変なのですが
この正反対の選択をした二人の今後の行く末が
同じ幸せであるはずがないので、怖いのですけれど(笑)
いち視聴者としては、この対比を温かく見守っていきたいです。

ちょっと感想の範囲を超えるかもしれませんが、
個人的には、刹那がどれほど大儀を掲げようと、
刹那の行動のせいで被害に遭ったり、そうした人とかかわりがある人なら、
実行するか否かはともかくとして、刹那を撃つ権利はあると思います。
たとえば、ルイスの件を挙げるなら、
ルイス自身や沙慈にはネーナを撃つ権利があるんじゃないかと……。
でも、撃ったところで、
ルイスや沙慈から消えてしまった幸せは戻らないし
逆に撃ってしまったせいで更に不幸になるかもしれません。
それどころか、もしネーナを撃てば、
ルイスや沙慈にも誰かに撃たれる権利ができてしまうので、
これは本当、いつか誰かが辛い思いをして
“撃たない”ことを選ぶしかないんですが
この作品では、その役回りを沙慈に与えています。
だからこそ、彼の今後の行動に注目しています。
何も言わずに、ただ聞いていた刹那も、
その重みや痛みを知っているからこそ、黙るしかなかったんでしょうね。



そして、リジェネ登場!!
上記のリアルタイム感想でも書きましたが
リボンズと王留美が繋がってるのは怖いです。嫌だなー。
イアンの台詞から
新しいプトレマイオスと王留美が繋がってるのは確定してるので余計に。
1期の、トリニティ兄妹への対応からいって
たとえ両方に内通していても、それを自ら明かすことはないんでしょうが
この人のわけの分からない欲で世界を動かしてほしくないです。
せめて、どうしてそんなに世界を変えたいのか、
その理由を示してくれれば、共感の仕様があるんですが……。
今はちょっと難しい。



さて、もうすぐED(本来のOP)の直前に
1期で出てきた主要キャラの現在が立て続けに描かれます。
マリナはもう30歳で、ヒロインとしての年齢が凄いですが(笑)
相変わらずテレビっ子なんですね。
シーリンがいなくなっちゃって
世間知らずの彼女はさぞ苦労していると思います。

スメラギさんは……彼女自身よりも、
後ろの机でテレビ? モニター?を見てる
髪を後ろで一つに縛った人の正体が気になります。
パッと見た時は「え? ビリー?」と思ったんですが
なんか違うようにも見えます……。
それに、ビリーにはいつまでもポニテであってほしい(笑)。

乙女座の男・グラハムは、しょっぱなから、
さすが彼!と感嘆してしまいました。
お面はともかくとして、あの発言はやはり彼ならではです。
これまでは、顔が見えない相手として刹那たちと戦ってきましたが
少なくとも刹那の顔を知っていることで
(勿論、刹那にも顔を見られたことで)
戦う上での心情に、大きな変化が出るのかなーと
次回以降に期待しています。
中に人が乗っているとは分かっていても、
その顔を知っているか否かでは、精神的に全然違うはずなので。

アンドレイについては上記に書いたので、略します。
父親に対してよそよそしいのが堪らないです。

そしてそして、今回台詞が無かったアレルヤ!!
海に面した施設?で、拘束されている彼は
前髪の隙間から両目が見えていました。
刹那たちが救いに行くんですよね……!
アレルヤは、マイスターズの中でも本当に優しい人だから
早く苦しい状況から助けてあげてほしいです。
見てるだけで辛いシーンでした。




さて、ここでED(OP)が入りまして……
ニールを思わせるロックオンやデュナメスの絵があって
彼が好きだった私は、初見で、ここで泣いてしまいました。
タイプDのデュナメスを追うティエリアの顔は、何度見ても辛いです。
しっかりしようと思う気持ちと、故人を悼む気持ちは別物なので、
ティエリアも時々どうしようもないほどの絶望を感じたのかなと
つい推測してしまいます。

上記サイト感想では、お墓参りはティエリア?と書きましたが
普通に見てると、彼はやっぱりライルのような気がします。
ライルにしても、血を分けた兄弟を亡くしたんですから
その死は辛いですよね。
一体いつ、どこで、それを知るのか……。
もしかしたら、第2話で刹那にそれを知らされたライルが、
ニールのお墓参りに行くシーンなのかなと
想像もしました。

嬉しかったのは、上記でも書きましたが、
クリスティナ達がいたこと!
ニールはともかく、
彼女達が描かれるとは思ってもみなかったので
本当に本当に嬉しかったです。
そして当たり前ですが
これが1期の続きであることを今さら痛感しました。

眼帯のロックオン(ニール)が現れて
刹那の瞳のアップになるシーンは、
刹那の中に、ニールの思いがちゃんと引き継がれている象徴だと
思えました。
1期最後に刹那が発したように
彼の中にロックオンの「狙い撃つ!」の言葉がちゃんと存在しているんだと
しんみりしながら実感しました。

冒頭に出てくる過去回想シーンも、見ていて辛いです。
かなり早く、まさに目まぐるしいんですが。
ロックオンの家族がテロに巻き込まれたシーンは
1期は鎮火した後らしくて、黒と灰色だったのですが
今回は燃えさかってる最中なので、嫌な感じで迫力があります。
その後に泣け叫んでいる、幼い彼の顔には泣けてしまいます。
刹那・アレルヤ・ロックオンの過去は1期で描かれていたので
ティエリアだけが初だったのですけれど
カプセルに入ってるっていう絵だけで、
他三人より大きな衝撃です。
いくら、種別:ティエリア&性別:ティエリアな人だとは分かっていても
こう明らかに“人外です”という絵がくると
精神的にくるものがありました。
でもリボンズ達はともかく
ティエリアはどんどん人間らしくなってますから、
彼の成長を温かく見守っていきたいです。
そしてできればリボンズ達に
自分が人間らしくなった事を誇ってほしいです

女子的萌えの点では、
2期の刹那が総じて好きなんですが、
このOPでは、アレルヤのワイルドさにくらくらときてます。
かっこいいー!
最終話でオールバックにした彼にときめいたことを思い出しました。
やばいやばい。

そして、スメラギさんが
新しいプトレマイオスに復帰しているらしいのも嬉しかったです。
彼女の役回りは、死者を出すことに抵抗がある優しい人には
本当、向かないと思うのですが
そういう痛みを持つ人じゃないと正しくできないことだと思うので
頑張ってほしいです。
(戦術予報士なので、作戦を実行すれば何人の死者がでるかが予め分かる。
→それが仲間であっても、心を鬼にして実行させなければならない)

戦闘で、サーシェスが出てきますが……
ちょっとだけですけど、
コーラサワーもちゃんと出てるのに吹きました。
サーシェスの因縁は、刹那にきっちりとかたをつけてもらいたいです。
コーラはもう、あのノリで、2期最終回まで生きててほしい。
彼も、“気概のない軍人”を象徴するキャラなので
(その割には運だけはやたらと良いですが)
とことん生き抜いてもらいたいです。



さて、オーラス。
刹那とライル・ディランディの初顔合わせです。
ニールの嗜好は知りませんが
煙草を吸う描写は全く無かったので、
冒頭でライルにいきなり煙草を吸わせることで、
ニールとの差別化を計っています。
どうやら外気温が低いようで、
刹那もジャケットを羽織ってるし、
ライルも薄手ながらコートを纏ってますが
手袋をしているのがね……もう……。
その理由が、「寒いから」かもしれませんが
こういう共通項を見つけると、ニールを思い出してしまうので、
ファンとしては胸の奥が痛みます。
そして、ライルを勧誘する為とはいえ
秘密事項をベラベラと明かしてしまう刹那はやはり唐突です。
いくらライルが物わかりのよい人間でも
「は?」となって当然だと思います。
でも刹那が、1期でマリナにあっさりと
自分の正体を明かしてしまったことを彷佛とさせて、
見ていてなんだか懐かしくなったのも否めません。



次回予告。次は「ツインドライヴ」だそうで。
見所はいっぱいあります。
刹那の勧誘っぷりがまず一つ。
ロックオンの応対もそうですが
刹那はスメラギも迎えに行ったみたいですね。
スメラギさんがどんな感じで刹那に接触されるかと思いきや
玄関の呼び鈴ピンポーンで普通に(笑)してるみたくて
笑えました。
洗剤や遊園地の切符、ビール券を持った新聞屋さんの勧誘みたい。
フェルトが悲しそうな顔をしていたので
もしかしたらロックオンのお披露目もあるのかもしれません。
リボンズ関係は相変わらず怖い(笑)。





────
感想は以上です。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

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第2回「ツインドライヴ」の感想も書きました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-10-14

宜しければ、合わせてどうぞ。


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