さくらもちモチ

第90回 全国高校野球選手権大会（夏の高校野球）：第五日目　[高校野球] [編集]

第90回 全国高校野球選手権 記念大会：第五日目の
試合結果と感想です。



第一試合
白鴎大足利（栃木）対 清峰（長崎）

第二試合
東邦（西愛知）対 北海（南北海道）

第三試合
大阪桐蔭（北大阪）対 日田林工（大分）



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第一試合：白鴎大足利（栃木）対 清峰（長崎）

（試合前の雑記↓）
私の県代表校の登場です。白鴎大足利。
読めませんよね……「はくおうだい あしかが」と言います。
全ての代表校が出そろった時、
朝日新聞一面のトーナメント表に読み仮名がルビで振ってあるのを見て、
「あぁ、他県の方は読めないのか」と分かりました（笑）。

勿論、自県一押しなのですが、
個人的に私は清峰の監督さんのファンなので
内心では複雑です。

そして……はっきり言って、うちの県は、
本命と呼ばれる甲子園常連校は幾つかあるものの、
最近は、抜きん出て「ここ！」という学校は現れないので、
地区予選（県大会）のセミファイナルからはぐんと面白いのですが
……甲子園では勝てない事が多いです orz
県大会を見守る立場としては、面白いに越したことはないのに、
甲子園で勝てないのは残念でなりません。はー。
ちなみに今回の代表校は、
私にとっては地区予選の全ての試合で裏目だった学校でした。
尽く、対戦相手を応援してました（笑）。
でも今日は、初めて応援しますよ。


（試合後雑記＆感想）
白鴎大足利は、清峰に完敗でした。
今回、甲子園に出場した全チームの内、
白鴎大足利が一番少ない部員数というのが表わす通り、
ピッチャーで主将の新藤君に頼りきりになってしまうチームなのは
データからよく分かることですが、
新藤君の球が高めに入る
＋ストレートの甘い球を清峰に狙われる……のコンボで
めためたに打たれてしまいました。
二本のホームランを打たれてしまったのと、
四点目が幻になってしまったのが
（三塁走者がタッチアップで走った際、
スタートを切るのが早かったとして無効になった）
痛かったと思います。
内外野の野手は頑張って守ってましたし、
交代後の控えのピッチャーも頑張ってましたが
いかんせん、先発の新藤君が打たれ過ぎました。
とはいえ新藤君も、時折笑顔を見せたりして、
精一杯頑張ってました。
でも……まぁ、地元として応援している私でも、
仕方ないなぁという諦めが入る試合内容でした。

校名が表わす通り、
この学校は“足利”という地名の場所にあるのですが、
この地域は隣県の群馬ととても近いので、
甲子園を目指して頑張りたい中学生は、
進学先を群馬にしてしまう子が少なくないんです。
今回も甲子園出場を果たしてますが、
栃木よりの群馬県には、桐生第一とか、
割と頻繁に甲子園に出場している強豪校があるので。
いわゆる野球留学──生徒が流出しているわけです。
（事実、今年の桐生第一高でスタメン入りしている部員の内、
五人ぐらいは栃木出身の生徒のはず）
今回、栃木と群馬の両方において
その辺の地域にある学校が甲子園出場を果たしたことは
大変喜ばしいです。
そしてそして、地元の足利の学校が代表になったことで、
群馬に流れず、
栃木に残って野球を頑張る生徒が増えてくれればいいなぁと
思います。

誤解されるのが嫌なので、一応書いておきますが、
私は野球留学が悪いとは思ってません。
それに、こういう県境に住む生徒にとっては、
選択肢の一つとして隣県の学校も
普通に視野に入れているだけだとも思ってます。
でも、野球が強いからという理由で
生徒が隣県に流れてしまうのを見守るのは
なんとも淋しいんです……。

この試合で白鴎大足利は残念ながら負けてしまいましたので、
明日の桐生第一を精一杯応援します。



────
第二試合：東邦（西愛知）対 北海（南北海道）
１５ー１０で東邦の勝利。

古豪同士の対決。
“打の東邦”というイメージがありましたので
序盤で着実に点数を入れていった東邦が
試合を決めるかと思いきや、
北海もそれに負けじと点を取り返していました。
結果的に五点の差がついて北海は負けましたけど
両方共にこれだけ点を取って取られていると
面白いんだろうなぁと思いました。
実際、試合終了後の一礼のあと、
気の合う仲間みたいな感じで双方とも笑顔で肩を叩きあう選手の姿は
テレビで見ていて微笑ましかったです。
試合中は、「あ、また入った」「また」と
点が入ることに馴れてしまってました（笑）。
学校の差がつき過ぎている都道府県予選では
どちらかの学校が大量点を入れてでコールドになるのがよくありますけれど、
甲子園大会でこれだけの乱打戦も久し振りだと思います。
息が詰まるようなロースコアな試合も良いですが
これだけ点が入るのも面白いですね！



────
第三試合：大阪桐蔭（北大阪）対 日田林工（大分）
降雨ノーゲーム（五年ぶり）

４ー０と大阪桐蔭がリードをしていましたが
激しい雷雨のために、三十分ほど様子を見たあと、
ノーゲームが宣告されました。
いやぁ……稲光が凄いです。
しかも光ったあと、二、三秒で音がしてましたので
雷は球場に近い場所に落ちているようで。

この試合は、明日第六日目の第一試合に延期されることになりました。
最初から（点数などはゼロに戻して）やり直しです。
また、このずれに伴い、
以降の試合も一つずつ繰り下げられます。

ここで大変になってくるのが
その日最後の試合（第四試合とか）が予定されていた学校です。
朝イチの試合は、当然ながら試合開始の時間がとても早いので、
前もって分かっている場合は
部員に早起きを徹底させて身体を馴らすんですよ。
該当する学校は、今日明日からいきなり早寝早起きですね。

大変だ



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