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NHKラジオでの高校野球甲子園大会の実況 [高校野球]

普段はテレビで観戦しているのですが、
自室のを修理に出している現状から、
今回の夏の高校野球・甲子園大会は
ラジオの実況を聞くことが多くなっています。

私は普段からラジオを割とよく聞く方なのですが
プロ野球などには興味が無いため
ラジオの実況放送そのものに縁がありません。
それでも、「なんか高校野球の実況は聞き辛いなぁ」と
思っていました。

試合運びがテンポよく早い場合が多いので、
(投手が球を投げる間隔などが、プロ野球に比べると圧倒的に早い)
中途半端に言葉を発したアナウンサーが
それを続けられなくなり、慌て始めるのもそうなのですが、
何よりアナウンサーが盛り上がり過ぎていたり、
早口や滑舌が悪いせいで何を言っているかが分からなかったり、
酷い人になると支離滅裂なことを言っていたりするので、
放送のことなどさっぱり分からないながらも、
「どうしたんだ、NHK」と密かに思っていました。

そうしたら、先ほど、偶然なのですが
弟が車の中で流していたポッドキャストの中に
「安住紳一郎の日曜天国(TBSラジオ)」の番組があったんですよ。
しかも、昔スポーツ実況を担当したことがある安住アナは
高校野球のファン(そして高校野球の実況マニア)であるらしくて、
「最近、自分で番組を持ったことから、ラジオを聞くようになりまして、
高校野球をテレビじゃなくラジオで聞いてみたんですよ」云々との発言が。

そして、安住アナはばっさりと
「NHKラジオの高校野球の実況は下手だ」と
切り捨てました(笑)。

しかも安住アナは、続けて、
どうして天下のNHKの実況が下手なのかを説明して下さったんですよ。
丁度、頭の中が「なんで?」という疑問符でいっぱいだった私には、
これを聞けたことが、
まさにこれ以上ない幸運でした。
いやー、びっくりしました。

(番組そのものは、一年前の放送だったみたいです。
私もたまに生で聞いているのですが、
この回に覚えはないので、偶然と弟に感謝してます/笑)





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安住アナがおっしゃるには……

NHKラジオでは、
高校野球だけは、実況に馴れたベテランアナウンサーではなく、
地方のNHKにいる
5〜8年目ぐらいの若手アナウンサーが担当するそうです。
地方の局にいる若手有望株が才能を披露する場らしいんです。
つまり、若手アナウンサーは、
ここで認められれば、地方局から東京のNHKに喚ばれるかもしれないそうで。

安住アナは、
「球児達も緊張しているでしょうが、アナウンサーもそうなんです」
みたいなことをおっしゃってました。
確かに、出世が掛かった試験みたいな実況放送なら
緊張の度合いは凄いでしょうね(笑)。

また、やはりプロと違って高校野球は試合運びが早い他、
プロではまずあり得ないエラーが連発して起こりがちで、
それを実況するのに手一杯な状況から、
ゲストの解説者に話を聞くのもままならなかったり
説明が中途半端になったりしやすいとも、説明されてました。
この点は、私も実感としてあるので
なるほどなーと、納得しながら聞きました。



アナウンサーが若手だから、緊張しているだろうから……といって、
実況が下手でも良いというわけではないですけれど
理由が分かったことで、
これからは親しみを持って聞くことができそうです。
本当に聞き辛いのは早急に改善してほしいですが、
「仕方ないなぁ」と苦笑しながら聞ける広い心を
持てるようになったかなと思います。



一度、安住アナの実況で、甲子園大会の試合も聞いてみたいです(笑)。
テレビでは、タレントさんの顔色を伺いながら
下手に出ている印象が強いですが、
この番組での安住アナはなかなか性格が黒いので、大好きです。


2008-08-05 01:40  nice!(0)  コメント(0) 
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