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第90回 全国高校野球選手権大会(夏の高校野球):第二日目 [高校野球]

第90回 全国高校野球選手権 記念大会:第二日目の
試合結果と感想です。



第一試合
日大鶴が丘(西東京)対 鹿児島実(鹿児島)

第二試合
城北(熊本)対 宮崎商(宮崎)

第三試合
智弁学園(奈良)対 近江(滋賀)

第四試合
新潟県央工(新潟)対 報徳学園(東兵庫)



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第一試合:日大鶴が丘(西東京)対 鹿児島実(鹿児島)
14ー1で鹿児島実の勝利

西東京大会の決勝は、NHKで放送されましたので見ました。
日大鶴が丘は早稲田に大差をつけて勝ったのですが
実力差があるというよりも、早稲田の自滅に付け込んだ感がありましたので
前評判ほど“打のチーム”というイメージはありませんでした。

一回表の日大鶴が丘の攻撃で、
ノーアウト満塁(その後、ダブルプレーで得点無し)、
ツーアウト満塁(この後もアウト)と、
二回も好機があったのに得点を入れられなかったのは大きいと思います。
打線が好調の波に上手く乗れたら違ったのでしょうが、
その後は完全に抑え込まれていましたしね。

大量得点を入れられながらも一人で投げ続けたエースの山地君は
本当に頑張ったと思います。
監督に対して、ピッチャーを替えればいいのに……とも思いましたが、
山地君の為に替えなかったのかなと、
試合が終わった今では思えます。
八回裏の守備で、緊張と集中が切れたのか、
気持ちが入らずにミスをするというのが見えていたのが残念です。
最後、九回表の攻撃で、これまで地区大会でも出場が無かった
主将(背番号3を貰いながらも控え)の田村君が代打で出て、
ライトフライに終わりましたが、
スタンドから大きな拍手が贈られていたのが良かったです。

鹿児島実は、なんといっても満塁ホームランですね!
試合後のインタビューで、
打ったと思ったらもう入ってたみたいなことを言ってましたが
さぞかし気持ち良かったのではないかと思います。



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第二試合:城北(熊本)対 宮崎商(宮崎)
7ー1で宮崎商の勝利

序盤から宮崎商が圧倒していました。
城北も悪くはなかったのでしょうが
最後まで押されていたのが残念です。
でも一点取れて良かった……。

実は、私はこの試合をテレビではなくAMラジオで聞いていたのですが
実況アナウンサーの滑舌が悪くて、
得点が入った時などアナウンサーが興奮すると
早口&聞き取り辛い話し方のコンボで苛々しました。
一番聞きたい所で聞き辛いってあり得ない……。



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第三試合:智弁学園(奈良)対 近江(滋賀)
5ー4で智弁学園の勝利。

智弁学園の阪口君が打球を足に当ててしまったので
それが今後に響かないかと心配です。
フォアボールで押し出しなどもありましたが
最後まで150前後の球数を一人で投げ抜いた彼には脱帽します。
吠えていたのも含めて、並ならぬ気迫を感じました。

最後、九回の近江も凄かったです。
残塁が多く、最後もワンナウト満塁という好機で
フォアボール押し出しの一点しか入れられなかったのは残念ですが
それでも、最後の最後までドキドキしました。

試合と外れたところでは、
こちらも智弁学園ということで、
智弁和歌山が行なう応援のファンとしては、
こちらのブラバン応援を聴くのも楽しかったです。
特に「Jock Rock」の演奏中に得点が入ったのは胸が踊りました。
智弁和歌山が、どちらかと言えば重厚感があるのとは逆に、
奈良の智弁学園のブラバンはテンポが良くて、小気味で軽快で、
聴いていて楽しくなる音楽だと思いました。



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第四試合:新潟県央工(新潟)対 報徳学園(東兵庫)
4ー2で報徳学園の勝利。

まさかのサヨナラ2ラン!!!!!!

実は、6時半を回ったので
いつも見ているテレビ東京の番組「トコトンハテナ」との
ザッピングを始めていたんですよ。
で、2アウトランナー3塁になったヒットの場面は見ていて、
井上君の打席カウント1ー1までは見てました。
で、その次の球を見たあと、トコトンハテナにチャンネルを替えて、
少し経ってNHK教育に戻したらば……試合が終わってました。
丁度、ホームベース上に両校が整列して一礼をするところでした。
一番いい場面を見逃した……orz
まさかあそこでサヨナラが来るとは。びっくりです。

新潟は県央工は……これまで地方大会を継投で勝ち上がってきていて、
途中からリリーフした古村君の方がエースとはいえ、
僅か一安打しかされてない先発ピッチャーの石田君を
無理にマウンドから下ろす必要は無かったんじゃないかと思います。
試合後の談話で、報徳学園の監督も言ってましたが(笑)
あのピッチャー交代は報徳学園を有利にしましたよね。
本当に勿体ない。
そして、インタビューでそれに触れちゃう報徳学園の監督も
別の意味で凄いなと思いました。
(それまで抑え込まれていたのに、投手を相手が替えたから
狙い玉をしぼれるようになった……云々おっしゃていました)
皆さんが思われたでしょうが、私も思いましたよ。
石田君で最後までいけなかったとしても
もう一、二回引っ張れば勝てたかもしれないって。
九回のサヨナラホームランは回避できなかったかもしれないけれど、
最初に打たれたホームランは無かったはず。

でも、ホームランを打たれたからといって
古村君が悪かったわけでは決してないです。
実際、九回まで接戦に持ち込めたのは、
彼や野手の頑張りがあったからこそですし。
最後にサヨナラホームランで試合が決まってしまったのも、
それまで彼が他に点を与えなかったのが理由です。
古村君は悔やむことがあるかもしれないけれど
責任は監督にあるはずなので
遠慮なく押し付けてもいいんじゃないかと……勝手に思いました。



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昨日の熱闘甲子園の初回で、
母校PL学園のユニフォームを着た桑田真澄投手が
甲子園でのインタビューを受けてました。
(開会式前に行なわれた第90回記念大会のイベント)
当時と顔があまり変わってらっしゃらないせいか
ユニフォーム姿に全然違和感なくて驚きました。

でも……30分という短い放送時間なので、
小泉孝太郎なんかは置いておいて(笑)
試合そのものや球児達に時間を多く割いてほしいです。

できれば、四年ぐらい前までの熱闘甲子園に戻ってほしいなぁ……。
ここ数年のは面白味に欠けます。





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2008-08-03 19:37  nice!(0)  コメント(0) 
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