さくらもちモチ

感想@灰原薬「戦国ＢＡＳＡＲＡ２」電撃マ王2008年8月号*ネタバレあり　　[戦国BASARA] [編集]

月刊誌『電撃「マ）王』で連載されている
灰原薬先生の漫画「戦国ＢＡＳＡＲＡ２」2008年8月号の感想です。



4月号の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-03-05-1
5月号の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-04-02-1
6月号の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-04-30
7月号の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-06-01-1

単行本２巻の感想はこちら。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-03-04-1


友垣萌えなので、豊臣軍の話が中心です。
当然ながらネタバレしています。
未読の方、単行本派の方は閲覧をご遠慮下さい。



────

今日は発売日です！　初めて発売日に買えました（笑）。
平積みになってるのを見て、嬉しくなっちゃいました。

では、お昼休みを利用して書いてますので簡潔に参ります。



今月号は、小田原に向かって行軍する豊臣軍に
慶次が接触を図る……という展開でした。
私は、この漫画全体のテンポをいまいち掴めてないのですが
こんなに早く慶次と秀吉が対峙するとは思ってなかったので、
「おーおーおー！」と意外に感じながら読み進めました。

今回は、真顔の慶次くんが多くて嬉しかったなぁ。
彼が豊臣兵に「友達だよ」って言うシーンの顔が、一番好きです。


そして、ねねの死についても語られてますね。
この辺は公式で（２でも２外伝でも）明らかにされなかったので
ゲーム以外では、公式でも非公式でも
色んな解釈があると思うんですが
今回の秀吉は、なんか、ねねに直接手を掛けたっぽい気がしました。
自分の最大の弱味を消す為に最愛の女性を殺すっていうのは、
心情的にはとても同意できませんが
秀吉みたいな考えを持ってしまった人にとっては
正論でしかないんだよなぁと思ってしまいます。
シルエットで、ねねの亡骸を抱えた秀吉の図が出てきますが
あれはせつなかったなぁ……。
秀吉自身も、ああは言ってますが引き摺ってるのがミエミエですし
あれを見たらしい慶次君にも深い心の傷として残っているみたいですし。

もう、「好きだから殺した」人と、「好きだから守る」人は
考え方で合い入ることはないんでしょうから
このままずっと平行線のままでいくのかな。
秀吉はそこまでの決意をしてしまったわけですし、
慶次は、そうならない為に頑張る決意をしたわけで。
死んで改心することもしそうにないので、
二人にはそれぞれの言い分を精一杯正当化して、頑張ってほしいです。



個人的には、ゲームの半兵衛ストーリーモードの第四章
（長谷堂城線）が印象深いので、
慶次の「オレは昔っからお前のその目が嫌いだった」云々の台詞を
この漫画でも見てみたいです（笑）。
慶次と秀吉が言葉で語るのは、今回やってしまったので
もしかしたら次はもう拳で語るのみ（戦になる）になるかもしれません。

普段、へらへらしている分、
激昂した慶次くんはかっこいいというか、
森田さん（慶次くん役の声優さん）の声も含めて、大好きです。
だから今回も、怒った慶次くんが秀吉を煽る部分は
脳内で彼の台詞を森田さんの声で再生させてました。
どきどきしました！



今回の二人の出会いは、狭い吊り橋の上だったので
風魔小太郎の忍術で橋を落とされて、中断する羽目になりましたが
（慶次は川に落ちて、秀吉は近い岸壁に何とか掴まった）
今度は豊臣対伊達の戦になると思うので、
そこに慶次が介入するのかなぁと予想しています。

私は半兵衛が好きなので、大将戦は秀吉に見せ場を任せるとして、
副将戦（半兵衛対小十郎）とか、半兵衛対慶次を見てみたいです。
後者は、是非、上記の罵倒付きで（笑）。



そうそう、今回は、前もって迂回策を講じていた半兵衛を
秀吉が内心で誉めるシーンがありました。
秀吉が半兵衛を頼りにしているようで、ここは嬉しかったです。
今月号は、特に半兵衛の出番が少ないので……。
たとえ悪の華でも、二人が仲良くしているのをもっと見たいです。
ﾐ｀・ω・´ﾐ人ζ・ｘ・ζ



秀吉が、片手で岸壁に掴まっている姿は
なんか間抜けで（笑）かわいかったです。
あの後、彼は自力（腕の力）だけで上がれたのでしょうか。
秀吉は体格が恵まれ過ぎているので
彼を持ち上げようとすると、並大抵の兵の人数じゃ無理ですよね。



────

感想は以上です。
お読み下さり、ありがとうございました。

続き（9月号）の感想も書きました。こちらです。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2008-07-28-1

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