さくらもちモチ

感想@映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」序*ネタバレあり　[アニメ感想] [編集]

ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序を見てきました。
公式サイト
http://www.evangelion.co.jp/

レイトショーだったので客の入りはあまりありませんでしたが
パンフがやはり品切れで買えませんでした。

ちなみに私はモロにエヴァ世代で、
一度は引退したはずの同人世界に、
このテレビ版がきっかけで復活しました。
丁度、最初の映画版（DEATH＆REBIRTH）の頃ですよ！！
懐かしいなぁ。
日光への旅行中だったのにエヴァの話しかしなかった覚えが。

個人的には、もし漫画版・映画版をご存知ない方がご覧になるなら、
ストーリーを楽しみたい→前知識無しでどうぞ
映画版がどれだけ凄いかを知りたい→テレビ版をご覧になってからどうぞ
という感じです。

あまり説明もないので、置いてかれる感は強いですが、
分からないことをあとで自分で補完するのも
この作品の楽しみかと思うので、それで良いと思います。

以下、ネタバレ。

最初が、前回の映画版ラスト（THE END OF〜）に出てくる
赤い海だったのが印象的でした。

シンジは相変わらずウザイ。
でもそこが彼の持ち味なので、否定はしません。
ミサトさんもいい感じで痛々しい。
シンジとの出会いからお風呂に入るまではもう、
予想していたよりも扱い辛いシンジを持て余しまくり。

リツコさんと二人で並んで乗り物に座り、移動するシーンで、
リツコさんはちゃんと足を揃えてるのに、
ミサトさんが始終プラプラと動かしてるのが
リアルでした。
落ち着かない心境がよく出てると思いました。

追加シーン＆台詞はミサトさんの部分がかなり多し。
上記のように、リツコさんとの話が多かったです。
だからなのか、綾波はあまりクローズアップされてない気が。
でも、シンジが綾波のアパートにIDカードを届けに行った回とか、
ヤシマ作戦前の着替えとか、
要所要所で乳首付きの綾波を拝めるので、
ファンサービスはしっかりしてるのかも。

最後のカヲルくんの裸はちょっと惜しかった（笑）。
柩がずらりと並ぶ中で起き上がりましたが、
他の使途も、完全体になる前とかに（柩に入る大きさの時に）
あそこからいちいち起き上がってたらかわいいと思いました。

トウジたちの伝言は、
彼らが吹き込んでから、シンジの元に届くまで時間が掛かるのが
良いと思いました。
私、あれは二人が遠くにいる親とかに連絡を取ってるのかと思ってました。
だから、ベタな展開ですけど、「おお」と思いました。

ヤシマ作戦終了直後の「笑えばいいと思うよ」は
会話の流れ（テンポ）が良くて、いい感じでした。
綾波も美人さんだったけど、あそこのシンジも可愛かった。
話の筋は分かってるのに、ちょっとうるっときました。

第五使徒で、トウジたちを庇って、使徒の触手を握った時に、
装甲が溶けて、もろ人の手のようなエヴァの素体が出た時は
「おお」と思いました。
あと、リリスの下部の枝葉が人の足（たくさん）になってたところも。

そしてヤシマ作戦！　凄かったなー。
日本中の力を借りて頑張るぜ！的感がよく出ていたと思います。
物凄く大変なことなのに、NERVの作戦会議が、
小さなテーブル一つを囲んで皆で顔を突き合わせているのが
なんかアナログで、おかしかったです。
そして、出撃前の綾波はヒーローでした。
「私が守るもの」はカッコよかったなぁ。
ヤシマ作戦は、本当に、最初にこっち（映画）を見ちゃうと、
テレビ版がちゃちくなると思います。
使徒の描かれ方も凄かった。

予告は、正直なところ、同じものをもう一回見たかった！
次はアスカ登場からトウジの話までらしいので、
序盤は楽しそうで良いものの、
途中から急滑降するのが見えてるので、
ちょっと見るのが怖いです。

上映時間は一時間半強だと思うのですが、
集中してたからあっと言う間でした。
そして見終えた後に疲れました。
別に急いでみなきゃいけない必要性はないと思うので、
エヴァに興味があるなら、空いてる時にどうぞという感じです。

感想は以上です。
ここまでお読みくださりありがとうございました。