SSブログ

アニメ「アイドリッシュセブン」感想 #06:雨の中の凱旋*ネタバレあり [アニナナ感想]

テレビアニメ「アイドリッシュセブン」の感想です。
元となったスマホアプリゲーは未プレイですが、
アニメを第15話まで見た上で、初めから感想を記しています。

今回は第6話「雨の中の凱旋」についてです。

【PSVita】アイドリッシュセブン Twelve Fantasia!

【PSVita】アイドリッシュセブン Twelve Fantasia!

  • 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • メディア: Video Game

前回・前々回の感想はこちら。
【#05:秘密*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-14-2
【#04:プロの覚悟*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-13-2
以下の記述にはネタバレを含みます。



今回は、タイトルにもある凱旋野外ライブと、
その後の話(MEZZO"誕生前その1)という二つの内容に分かれていました。

まずは、凱旋公演となった雨の野外会場でのライブ。
二次元の中の出来事とはいえ、
観客がたった九人だった衝撃のファーストライブから、
三千枚のチケットが即ソールドアウトとなった今回の公演。
観ていて、私も感慨深かったです。
ファンも、路上のフリーライブでの近さが失われたとはいえ、
自分が応援しているアーティストの人気が急上昇しているのを実感して、
嬉しくてたまらなかったと思います。
寧ろ、先見の明があった自分を誇ったり、
路上ライブ時に撮影した静止画や動画を見直したりして
にやにやしちゃうんだろうなぁと想像しました。
あの女子学生二人組なんて、
ファーストライブのフライヤーをクリアファイルとかに入れて
大事に大事に取っておいてそう。

そんな大事なライブに起こってしまった停電のハプニング。
現実ではまず無い出来事ですが
(私もいろんなバンドのライブに何百回と行きましたが、
ここまでの停電はさすがに一度も経験していません)
二次元では割と見かけますので、
「あぁ、アニナナでもあるのか……」と残念に思いました。
でも、紡ちゃんが必死に奔走する姿や、
お客さんをどうにか楽しませようとして
ダンスと手拍子で盛り上げるIDOLiSH7のメンバーの姿には
素直に感動できました。
これまで、録画した放送を何度も何度も散々見ているのに、
ここの四葉環くんには未だに目を奪われます。
逢坂壮五くんとの片手ハイタッチも最高でした!
あれは、テレビ中継を見た人がコンビ推しになるのも無理はありません。


初見当時、私はアイナナについての知識がほぼゼロだったので、
当然、全く知らなかったのですが、
この時に披露された「Dancing∞BEAT!!」は新曲だったようで。
OPのCD「WiSH VOYAGE」のカップリングとして
この曲も収録されているみたいです。
WiSH VOYAGE (特典なし)

WiSH VOYAGE (特典なし)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2018/02/14
  • メディア: CD

アイナナは本当に曲が良いですね。
聴くと元気を貰えます。
つい歌いたくなっちゃう。


この会場はお台場にあるそうですが、
イメージとしては、日比谷野外音楽堂かなと勝手に思っています。
リハーサル中は勿論、本番の音漏れがバッチリ聞こえるので、
きっと会場の周囲にはチケットを取れなかった大勢のファンがいて、
必死に音を求めていたんだろうなと推測しました。
そして、停電時にステージで何が起こったのかを知りたくて、
ネットで必死に検索をしまくって、
環くんのソロダンスや、
壮五くんとのハイタッチを観れなかったことに
ぐぬぬ……!となっていたに違いないというところまで至りました。


このライブでは、
TRIGGERの九条天くんの言葉がズバズバ効いていて、
とても気持ちが良かったです。
それを最初に口にしたのが環くんというのがもう……!

ライブって、ファンにとっては告知を受けた瞬間から始まってますよね。
まずその日に行けるかどうか(日時と予算の問題)の検討、
公演によっては非常に困難となるかもしれないチケット取りでの苦労、
行けるとなったら当日の洋服・小物決め、行動決め、
席によっては、どれだけステージに近いかを想像したり……。
これだけの積み重ねがあって公演当日を迎えているので、
天くんが言う「常に最高のステージを提供する」精神は
ファンにとっては本当に本当に有難いものです。
その熱い、真摯な気持ちを、
天くんから直に聞いた三人
(二階堂大和くん、六弥ナギくん、環くん)を介して
IDOLiSH7の他のメンバーにも強く伝わっているのが、
放送を観ていてとても嬉しかったです。
ファーストライブと同様に、
この雨の日のライブも、後日きっと伝説の公演として
ファンの間で語り継がれていくんだろうなと思うと、
私の胸も熱くなりました。



さて、その後日談。
放送時間は僅かでも、テレビの影響力は凄かったようです。
ファンに対する壮五くんと環くんの応対の違いが面白かったですww
環くん、あの態度でファンに文句を言われないどころか、
却って喜ばれているのが凄いです。
キャラ付けに成功している!!

八乙女楽くんのお父さんである八乙女社長は、
この回が初登場でした。
見直して改めて思いましたが、いかにも悪い人という描写ですね。
初見時は、第15話のゴシップ記事の件もあって、
その時までずっと怖い人という印象を持っていたのを
今になって思い出しました。

そんな社長の言動に真っ向から対立する楽くんと天くん。
そして、波風を極力立たせないようにしようとする十龍之介くん。
この時点ではまだ、天くんしか性格が分かる描写がなかったので、
・楽くん:割と素っ気ない人? でもかっこいい。
・龍ノ介くん:良い人そうだけどよく分からない。でもかっこいい。
……という感想しか持っていませんでしたので、
楽くんが意外に熱い発言をすることに「へぇ」と見直したり、
天くんや楽くんほど強く出られない、
でも挨拶はとりあえずちゃんとする龍之介くんに対して
微笑ましさを感じたりしていました。
楽くんが、ただ父親に反抗しているのではなく、
ちゃんと理由があって
(父親の言動が自分の信念に反しているので)怒っていて、
敢えて従わないのだと分かるのも、大変好ましかったです。

あと、楽くんと八乙女社長の顔がそっくりだったので、
楽くんも二十年後ぐらいにはこうなるのかぁと想像していました。
(これは今でも妄想してにやにやしています)
それと、初見ならではですが、
当時は楽くんの母親について何も知らなかったことから、
その夫である八乙女社長がわざと引っかかる言い方をしていたのが
少し気になっていました。



この先、MEZZO"結成後にも引きずることになる、
壮五くんと環くんの問題。
実際は決してそうでないのに、
世間から勝手なイメージを植えつけられてしまい、
公の場に出る時は常にそれを元にした言動を求められる……って、
きっと芸能界では珍しくないことなのでしょうが、
こうしてその当事者たちの戸惑いを突き付けられると、
単なる視聴者に過ぎない私でも辛いです。
環くんはまだ高校生ですし、
気遣いができる壮五くんですら、まだ二十代前半の若さなんですよね。
しかも、嫌になったなら縁を切ることもできる友情と違い、
義務や責任、そして報酬が発生する「仕事」絡みの関係であるのがもう。
結果として、今回は他の皆や紡ちゃんも、
その二人に振り回されてしまった形になったので、
本当に大変だなと思います。
唯一の救いは、IDOLiSH7のメンバー内に変な嫉妬やイジメが無い点です。
三次元のリアルなアイドル、ミュージシャンと違って、
ここを一切疑わなくて済むというのは、気分がとても楽でした。

MEZZO"もいいですよね……!
雨 (特典なし)

雨 (特典なし)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2018/03/21
  • メディア: CD

本当に大好きですヽ(o・ω・o)ノ
MEZZO”最高!


続きはこちら。
【アニメ「アイドリッシュセブン」感想 #07:ひとすじの光*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2018-05-14-4


アイドリッシュセブン 1 (特装限定版) [Blu-ray]アイドリッシュセブン 2 (特装限定版)  (1st LIVE Day.2 最速先行抽選申込券付) [Blu-ray]アイドリッシュセブン 3 (特装限定版) [Blu-ray]【PSVita】アイドリッシュセブン Twelve Fantasia!アイドリッシュセブン オフィシャルファンブックアイドリッシュセブン オフィシャルファンブック2アイドリッシュセブン 5 (花とゆめコミックス)





2018-05-14 18:21  nice!(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。